青山繁晴の発言 (経済産業委員会)
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○青山繁晴君 今、丁寧に答弁いただきまして、その中で褐炭という言葉が出てくるんですけど、これは石炭の中でも安いやつです、質が悪いやつ。世界で使わない潮流になっているから、これが水素を取り出すときに使えるんだったら、もう安くても買ってくれればうれしいということになっているから、今答弁の中で、そっちの方がコスト安いんじゃないかということを、軟らかくだけれども、まあそうおっしゃったわけです。
しかしですね、これはまあ意見として聞いていただきたいんですが、三十秒ぐらいで言いますから。自前資源というのは、要は国家の安全保障なんです。安全保障がコストなくできるわけがないんです。したがって、褐炭というもう使えなくなったものを、使えなくなりつつあるものを、安いから利用して水素を買ってくるという発想は、できれば卒業すべきだと僕は考えております。
さらに、具体的にお聞きします。
今その水素を製造する方法として、工業的に言えば、一番普及しているのが水蒸気改質法というやつなんですが、改質というのは、要するに質を改めると書くんですけれども、要は、今言いました石炭などから水蒸気を使って水素を作る方法です。今話に出たとおり、とても安いんですけど、CO2も同時に作ってしまう。
しかし、これじゃなくて、メタンを直接熱分解すると、水素の固体のカーボン、固体のCが出てくるわけで、これをやったら完全にCO2フリーの水素を作れると。というのはどうしてかというと、同じカーボンでも固体になっていますから、これ、地中にうずめて廃棄したり、あるいは環境を駄目にするというものじゃなくて、つまり悪役じゃなくて、これは当然、いや突然、有価物といいまして、役に立つものになって、ここから材料開発に利用できるということがあるわけです。
この、今工業的にやっているやり方じゃなくて、メタンを直接熱分解するという方法についてはメタンハイドレートの活用の一つの大きな選択肢だと思いますが、政府参考人、いかがでしょうか。