青山繁晴の発言 (経済産業委員会)
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○青山繁晴君 皆さんお気付きだと思うんですけど、今、梶山大臣は全然紙を御覧にならずに答弁されました。まあ正直、大したものだと思います。与党ですから、余り褒めると我田引水になりますけれど。しかし、非常に僕はうれしく今拝聴いたしました。
その中で、大臣のお人柄で非常に和らげておっしゃっていますけど、そこは実は同じで、要は一つに頼っちゃ駄目なんですよね。今日、メタンプルーム推進の話を国家安全保障の一環として僕は申し上げていますけど、じゃ、メタンプルームだけでいいのかというのは、もちろん違うわけです。
それから、さっき、褐炭をどうするのかという問題も、実は世界的課題でもありますから、当然、水素にしろ、水素から、水素の後にアンモニア作る場合もたくさんの選択肢が必要だということは私も理解しております。ただ、柱として自前資源を置くと、日本国民や国の在り方が変わって、もう一度言いますが、拉致被害者の救出のような、できないと思っていたことにもつながるんではないかということを今申し上げているわけです。
今、大臣の答弁の中で、もう一つ非常に重要なポイントがありました。まず、そのメタンプルームをどうやって回収するのかということから解決したいと。回収、つまり、海の中取り出すことですね。その御指摘はそのとおりなんです。その上で、案外これ国民に知られていないというか、メディアが報じてくれないんですけれども、今、経産省は、まさしく梶山大臣の指導力の下で、去年度から、昨年度から、西暦二〇二〇年度から三か年計画で、表層型メタンハイドレートの回収技術の開発のプロジェクトを実はやっているわけですよね。その中に、産総研、産業技術総合研究所の主導するメタンプルーム調査があるわけです。
そこの調査について、改めて幾つか確認、お聞きしたいと思います。
まず第一に、これは大臣はあえて前向きにおっしゃって、回収技術とおっしゃったんですが、そのとおりなんですが、回収の前には、じゃ、どれぐらいのメタンプルームが湧き出しているのか、湧出量といいますけど、これを確かめないといけないです、国の予算を使う以上は。
私たちが民間で細々と研究した範囲では、スカイツリーのような柱が林立している姿がコンピューターに映るわけですけど、でも、映画の世界じゃないんで、じゃ、実際の量は、資源として使える量はどれぐらいかということを科学的に最終確認しないと回収に入れない。それは恐らく共通している考え方だと思うんですよね。
それで、今のこのプロジェクトは、そのまさしく一番根っこになる湧出量を、湧き出る量ですね、言葉は難しいですけど、湧き出る量を確認するための調査だと理解しているんですが、ところが、その予算の一部を使って、湧出量を把握するということはどれぐらいメタンハイドレートの粒々が出ているかって把握する技術が必要ですが、その技術開発もこれからこの予算でやるんだということが混同して経産省の内部からは聞こえると考えざるを得ません。
そのときに、例えばJAMSTEC、海洋研究開発機構も使って開発すると。別に省をまたぐのは、これは文科省ですけど、僕は全く賛成ですけど、ただ、この予算はあくまで湧出量の把握に専念しないとどっち付かずになってしまうということを今の段階で非常に懸念します。政府参考人、いかがでしょうか。