古川俊治の発言 (厚生労働委員会)
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○古川俊治君 分かりました。
ただ、十分気を付けていただきたいのは、英国で伝播性が高い、あるいは重症、病原性が高いと言われているのはNの501から入っているんじゃないですからね。あれは、ここに書いてありますけれども、六十九番と七十番のアミノ酸が欠けていること、これをもって英国株に置き換えているんですよ。ですから、それは日本の解析方法とは全然違うので、中には一致しない、高率に一致していますけど、そこはずれていますから。
それから、Eの484Kが下げると言われていますけれども、それは、501のほかに417の変異ですとかそのほかの変異も、これ、いわゆる受容体結合ドメインのところだけではなくてTE末端ドメインと、そちらも全部加わさった上ですごく下がるんですね、ウイルスの、間違い、ワクチンの効果が下がっていくということになりますので。やっぱりそれはどの系統かということをはっきり言って、一つのアミノ酸の置換だけで言うのはこれ非常に誤解を招くので、今後は正確に言うようにしてください。
それからもう一つ、次へ行きますけれども、今、感染状況が厳しい都道府県等知事は、知事は、県境を越えて移動するなと、こういうふうに言っておりまして、それを国も一緒に言ってくれというふうにお願いしている状況であります。ただ、私が申し上げたいのは、ウイルスが県を越えた途端に性質が変わるとか、ウイルスって県境全く関係ないですから。でいうと、これ非常にその誤解を、科学的じゃないんですね。
それで、例えば東京の、考えていただきたいんですけれども、この東京にいるって、まあ来るなというのは分かるんですね、密になるから。だけど、出ていくのは自由じゃないですか。だって、出ていったらそこが人がいなくなるんだから、よっぽど感染対策は楽なんですよ。大阪も同じです。だから、東京にいるハイリスクの人は田舎に行ってもらって、なるべく人と接しないようにいてもらうと。だって、生活物資買いに行っても、東京にいるときよりも全然背景感染率が違いますから、ずっと安全なわけですよ。
だから、ちょっとこれシミュレーション、ちょっと二を見ていただきたいんですが、これ移動制限すると、ここに書いてあるんですけど、封鎖された都市部での感染拡大を促進すると、これ結果ですね、これシミュレーションを、日本の状況に応じてシミュレーションをやった結果なんですね。
要するに、移動制限すると都市部ではやっぱり増えちゃうんですよ、それだけ。だって密になりますから、そこが。だからそれは、是非、そんなばかなことが起こらないように、国としては県境を移動した、移動するなとか言わないでいただきたい。これちょっとお約束していただきたいんですけど、いかがでしょうか。