福井淳の発言 (厚生労働委員会)
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○参考人(福井淳君) 医師の需給についてお話があったと思うんですけど、私も医師不足が、需給のバランスが二〇二九年に本当に取れるのかというのは少し疑問に思うというか、取れないのではないのかなというふうに思っております。
この今回の医師の働き方改革についても、上限時間は千八百六十時間、まあ九百もありますけれども、我々は一般労働者と同様の上限規制にするべきだと。なかなか難しいとは思いますけれども、そこはそちらに、ベクトルはそちらに向かっていくべきだというふうに思っているときに、例えば今の状況だと医師一人が二人分の仕事をしているということであるならば、そういう方向に行くに当たって本当に医師の需給のバランスが二〇二九年に取れるのかというのは、ちょっと私も信じられないなというのがあります。
それから、先ほども猪口先生がおっしゃったように、地域のバランスというのがあると思います。東京の、やっぱり都会のドクターの方が多いですし、公立病院が担っているような地域、地方ではなかなか医師が集まりにくいというようなところもありますし、一概に医師の絶対数が多いから医師が需給バランスが取れているのかというと、それはまた別なのかなと。診療科偏在、地域偏在がありますので、場所場所によってやはり医師は足りないのだろうなと思っております。統計でも、日本は人口当たりの医師数、たしか少ないと思っております。
ですので、今後、医師が増えていくことによって不都合なことがあるかというと、タスクシフト、タスクシェアリングが進まなくなってしまうのかもしれませんけれども、そういうことぐらいしか不都合はないのかなというふうに思っております。