木村哲之の発言 (厚生労働委員会)
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○参考人(木村哲之君) 田村先生、ありがとうございます。
おっしゃっていただいたように、介護従事者は非常にストレスにさいなまれながら、この一年余り、コロナ禍の中、介護に従事しております。元々ストレスの多い仕事ですから、介護というのは、これは日常的なことであったわけですけれども、ましてこのコロナ禍になってからは、確かに先生おっしゃるように、プライベートの行動も慎みながらしておりますので、かなり精神的な負担というのはあるかと思います。
ただ、これは介護従事者ばかりでなくて、一般の方々、多くの方がいろんな行動を制限したり楽しみを我慢したりされていることと思いますから、これは介護従事者ばかりではないと思っていますけれども、やはり、先ほども申し上げさせていただいたように、やっぱり虚弱な高齢者等が施設の中にいらっしゃいますので、一たびうつすと本当に重症化しやすい。
これ、自分の法人のことですけれども、昨年六月に特養施設でクラスターが発生して、五人の、最終的に五人感染してクラスターとなってしまったわけですけれども、やはり九十代の女性の高齢者の方はお亡くなりになったんですね。最初の、最初に感染を持ち込んだ職員は、残念ながら一日もその後、退院できた後ですね、退院できた後、一日も現場に復帰できずに退職をしました。理由はもちろん、ちょっと仕事を続けていけなくなったのかなと思いますけれども、そういうこともあると、やはり、その頃六月でしたので、第一波がやっと終わった頃です。本当にただただ恐ろしいだけのコロナの第一波でした。まあ今思えばすごく小さな波だったんですけれども、本当にその頃はそういうふうに風評被害的なこと、あと、周りからのそういった意見も、どこでうつったんだとか、何したんだというようなことがありました。ただ、だんだんに今、この第二波、三波、そして今四波ですけれども、そういう風評被害的なことは少なくはなってきたと思います。ただ、長期化してきたことによって本当に疲れてきた、心も少し折れかけてきたということはあるかなと思っています。
老施協としても、心のメンテナンスということで、ここメンという相談窓口を設置しております。そういったところで少しでも介護従事者等の相談窓口、はけ口、そういったものが受け止められるような対策を取っています。