榎本浩之の発言 (国際経済・外交に関する調査会)

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○参考人(榎本浩之君) 御質問ありがとうございました。
 まとめの一番最後のところに人材育成ということを書かせていただいたんですけれども、実は北極の研究活動、ハードとかソフトとか、あと現場観測のできるような基地とか、いろいろありますけれども、最後に動かすのは、大事なのは、そこにどういう人がいるかと、そういったところです。
 人材育成は大変重要なところでして、今日、最近の北極のプロジェクト、GRENE、ArCS、ArCSⅡというふうにありましたけれども、それぞれの中で若手を海外に派遣するというプログラムを入れています。それで、海外に行ってきた若手には、どういう経験したかを日本で伝えてもらうということもやっています。
 まだまだ大学の教員から後押し、背中を押して、自信を持って行かせることが必要なんですけれども、そういった活動が蓄積していきますと、今海外へ行った学生が五年後、例えば研究船が動く頃、あるいは十年後の新しい北極の取組の中で、自然科学だけではなくて社会科学、法律、全部含めたところで、世界の主要な会合でリーダーシップを取るようなところに行ってもらえないかというところを期待して、プロジェクトでは応援しています。
 そこで、大きな課題なんですけれども、これ、大学、研究者から押し出そうとすると、大学院に来てもらわないといけないと。大学院を志望する学生、あるいは学部で自然科学、あるいはそういった方がどの段階で、小中高どの段階でそういう示唆を受けたか、誰から受けたか、そういったところが重要なところがあります。
 その点は例えば南極から学ぶところがありまして、南極には教員を派遣していまして、教員が南極に行って授業をして、国内の子供たちがそれを聞いて、将来、きっかけを持ってもらう。北極の方もそういった放送をやって、もう少し日常の中で北極の様子を見て、自分もそれに参加しようというところを持ってもらいたいというところは世代を超えてつくろうということで、今日は三つのプロジェクトの中だけお話ししましたけれども、大学あるいは大学間の協力を受けてそういった教育プログラムというところも、いろいろ模索しながらですけれども、作っていっているところです。
 以上です。

発言情報

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発言者: 榎本浩之

speaker_id: 16675

日付: 2021-02-10

院: 参議院

会議名: 国際経済・外交に関する調査会