池島大策の発言 (国際経済・外交に関する調査会)

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○参考人(池島大策君) 御質問ありがとうございます。
 日本が具体的に行い得る貢献、これは何なのかというのは、その科学技術以外に今環境分野面での何らかの貢献ということはよく言われています。実際に、その分野のワーキンググループのいろんな会合とか、そのデータその他交換とか蓄積、共同研究、そういった面で北極においてやってきたということは広く知られているところではあります。
 ただ、それ以外に、最終的に決める大きな枠組みの中でやっぱり外交力というところも少なくありません。それは、外交力というのは何かと言われたときに、結局は法的な枠組みとかいろんな指針、ガイドラインというものを作るときのいろんな起案力というんでしょうかね、起案するまでに、交渉し、うまいこと道筋を付けるという、そういうある種のテクニックですね。結局はその何らかの文書を作ってそれに調印するなりなんなりするわけですけれども、そこまで行かなくとも、共通理解を得られるためには、ある程度まとまった人数を誘導し、リーダーシップを発揮してそういうものを作り上げる、ある種のまとめる能力というんでしょうか、そういうものができないといけない。そういう人材をやっぱり育てるということが必要なんだと思うんですね。
 そのためには、どういう方向でクリーンエネルギーを使う、何というんでしょうか、又はそういう環境問題をどういう方向へ持っていけるかということを、何というんでしょうか、見定められる、その見通しをつくれる人をまず育てて、そこから、それのための実際に環境の基準を作り出す人と、それを起案するときにまとめる能力のある人と、そういうものをうまく交渉できる人たちとか、そういう役割を全部抽出して、それぞれに合った人を適材適所にこの場所に割り振って、日本が持っていけるかということだと思うんですね。
 外交力って、結局は交渉、外交交渉、協議進めていく形でまとめていくわけですから、そういうことの、何でしょうか、イニシアチブを取れる結局人材ということになるわけですよね。そこから話合いを持っていけるかということが私の観点からは大事なのかなというふうに思っております。これをやった方がという、何かあると言われるのは、ちょっと難しいんですが、条約、その文書を起案できる能力、それだけの見通しができる人ということです。これ、ちょっと手前みそになりますが、そういう人材を私、例えば私の学部の学生には、育て上げたいなと思って、国際教養学部なるもので私はいろんなそういう話はしているところなんですが。
 以上が御回答になるかどうか分かりませんが、よろしくお願いします。ありがとうございました。

発言情報

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発言者: 池島大策

speaker_id: 5593

日付: 2021-02-10

院: 参議院

会議名: 国際経済・外交に関する調査会