榎本浩之の発言 (国際経済・外交に関する調査会)

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○参考人(榎本浩之君) 御質問ありがとうございました。
 今、小中高、あと大学、あと大学で専門家になるためのラインの中ですけれども、まず、私自身の経験もありますが、なぜ北極の研究をしているかというところは、行って景色が美しいからです。それが環境破壊によって近づきたくないところにならないようにしたいというのがあります。現地の人たちもそうです。自分たちが長年暮らしてきたこの土地を、いつまでもこの美しいままでいてほしい。それを子供たちへのメッセージ。それは、やっぱり現地に行って、今、自然科学番組などいろいろありますけれども、大いなる自然が存在しているところがあると。これをいつまでも守りましょうというのが多分基本になるかと思います。
 中高生、大学になってくると社会の仕組みもそこの中にきっと入ってきまして、自分はどの分野で何ができるかなというところになると思います。
 それで、今、まだ中高生のところがちょっと抜けているんですけれども、これからやらないといけないんですが、大学生、大学院生向けには、実は北海道大学が中心になって、J―ARCNetというものなんですけれども、北極、人文系や社会科学の先生方もいらっしゃる北海道大学、あと自然科学が得意な極地研究所やJAMSTEC、海洋研究開発機構が一緒に仕組みをつくりまして、J―ARCNetという形で人材育成講座というのを始めました。三日間ほどの開催で、東京、札幌同時開催で、北極に出てくる全てのステークホルダーや自然現象、課題を全部見せるということをやっています。それを一応見れば、すぐに専門家になる。記憶しなくてもいいので、別にテストなんかしないんですけれども、こういう話題があるんだと、これだけダイバーシティーがある、多様性な世界なんだというのを持って帰ってもらう。
 自然科学の、動物の好きな人は、分野の人は、その後そちらの分野に行くかもしれないし、あるいは、本当は自然科学行きたかったけれども、社会の方がダイナミックで政治の世界を興味持つ方も出てくるかもしれないです。そういったチャンスを実はJ―ARCNetという中でつくり出し始めまして、あと、講師の私たちが驚いたのは、大学生が来ると思っていたんですね。そうしたら、もっと、興味ある方どうぞと言ったら、社会人も、あと省庁の方も皆さん来られます。一番前に座られて、学生並みに、学生以上に積極的に質問されるというのは私たち驚きました。需要があるんだなと。それで、是非そういった方に情報をお伝えしたいと。小学校から社会に近い世代の人たちまでというところです。
 以上です。

発言情報

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発言者: 榎本浩之

speaker_id: 16675

日付: 2021-02-10

院: 参議院

会議名: 国際経済・外交に関する調査会