吉川ゆうみの発言 (国際経済・外交に関する調査会)

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○吉川ゆうみ君 ありがとうございます。大変貴重な御意見賜りまして、心から感謝申し上げます。
 次に、田中参考人に御質問させていただきたいというふうに思っております。
 現在のIMOの中での我が国の立ち位置、特に環境のところでは斎藤審議官が議長ということで、大変心強いところでございます。
 ちょうど昨年末にもIMOでカーボンの、CO2の削減のこれからの目標に対して承認がされる、あるいは国際海運のゼロエミッションに向けたロードマップ、これが二〇二八年に向けてスタートしているというところでございますけれども、私、危惧しておりますのは、この十年、二十年ほど、IMOの環境への規制、これがかなりのスピードで、もちろん世界的な環境への取組がスピード感を持って進んでおりますので、その中で海洋というところは大変重要でございますので、かなりのスピード感でもって規制の強化というのが進んでいるというふうに見ております。
 その中において、我が国、環境技術も大変優れている、造船も優れているものの、この船のライフサイクルに対してIMOの環境規制の方の強化の方がスピードが速いというところを大変危惧しております。つまり、規制の中に、造船業、我が国のすばらしい技術をもって対応してもどうしてもコスト高になるところにおいて更に先の規制があって、そこにはまたコストでもって、中国や韓国、国策でやっているところに取っていかれると。さらに、コロナによって環境で選ばれなくなっているというのが現状でございますので、そこを大変危惧しております。
 これから、我が国がIMOの中で大変なこの環境について立ち位置を持っている今、このゼロエミッション船、これ、我が国の造船産業、海事クラスター二十五万人のうち約半分は造船に携わっていると認識しておりますので、その中のしっかりとした雇用と技術を守るためにも、我が国が環境規制を握っているところと我が国のこの産業の両立といいますか、共存といいますか、共栄といいますか、そこについて田中参考人は、今後の我が国の造船産業あるいは海事クラスター、どのような見解と戦略立てるべきだと思っていらっしゃいますでしょうか。

発言情報

speech_id: 120414305X00320210224_015

発言者: 吉川ゆうみ

speaker_id: 29909

日付: 2021-02-24

院: 参議院

会議名: 国際経済・外交に関する調査会