小谷哲男の発言 (国際経済・外交に関する調査会)

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○参考人(小谷哲男君) 猪口先生、御質問ありがとうございました。
 いただいた御質問は、もう中国と共存していくことができるのかという大きな質問に言い換えることができるかと思いますけれども、例えば、アメリカのトランプ前政権は、中国共産党こそが問題の根源であると、この共産党体制を弱体化させない限り中国の行動を改めることができないという考えで中国に対して厳しい政策を取っておりました。あるいは、最近のアメリカの論調では、共産党ではなく習近平主席自身が問題の根源であり、習主席を取り除かない限り、アメリカは中国と共存できないというような議論も出てきております。
 しかし、やはり責任ある対応というものを考えるのであれば、この中国との共存、特に日本は隣国でありますので、しかも経済的な関係も深いという中で、どうすれば共存していくことができるのかということを考える必要があろうかと思います。
 簡単な答えはもちろんございませんけれども、やはり今のバイデン政権がやろうとしている、協力するべきところは協力する、競争するところは競争する、そして対抗するところは対抗する、そのように分けてきちんと中国と向き合っていくということが一番大事で、その際気を付けなければいけないのが、協力できる部分を増やすために、本来競争すべき、あるいは競合すべきところで譲ってしまう、それをやってしまうと元も子もありませんので、そうならないように、こちら側のきちんとした原則というものを持って向き合っていくことしかないのではないかと思います。
 以上です。

発言情報

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発言者: 小谷哲男

speaker_id: 2668

日付: 2021-04-14

院: 参議院

会議名: 国際経済・外交に関する調査会