小池俊雄の発言 (国土交通委員会)
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○参考人(小池俊雄君) まず第一点目、二点ちょっと申し上げたいと思います。
一点目、先ほど私が資料の六を使って、計画を超えるような流量が来たときにこぼしながら洪水をやり過ごすということを申し上げましたので、これは一つの研究事例として申し上げましたが、あふれさせることが前提かのように誤解を与えるといけないと思いまして、これは一つの研究事例であるということで、いろんな施策を総動員し、その中から地域で受け入れられる案を作っていくということが重要であることをまず申し上げさせていただきます。
その中で、農地ということになった場合に、農地の場合は、被害が出る水深と被害が出る期間、排水までに要する日数ですね、これが鍵になります。それをどういうふうに私どもが制御できるかということを念頭に置きながら、農地の方でどうやって制御ができるか。要するに、氾濫させるのではなくて、農地に水をためて出さなくする手法というものが今田んぼダムという形でできてきておりますので、そういうものをまず活用させていただくということが第一だと思います。
先ほどのこの六ページにあります野越しというような、要するに、切り欠きを作って、計画の水よりも高いところがある、特定のところへ落とすというようなものが仮に選択された場合には、そこは、その地域に対しては、そういうことを地域で合意するという前提の下に、地域で対応策を、いろいろな補償も含めて考えていくことになると思います。
そこを農地のまま使うのか、あるいは先ほどのグリーンインフラとの関係でいわゆるエコロジカルな場に戻していくのか、いろんな施策が考えられると思いますが、農地のまま残すということになれば、そこに関わる被害については、地域全体でどうやってそれを補償していくかを考えていく必要があると思っております。