足立敏之の発言 (国土交通委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○足立敏之君 ありがとうございます。
 今御指摘のありましたようなきめの細かい施策を講じていただいて、内航海運の事業基盤がしっかり整っていくように、是非ともお願いをしたいというふうに思います。
 次に、造船業について伺いたいと思います。
 御承知のとおり、日本は戦後世界一の造船国として、船舶建造量トップの座に君臨しておりました。私なんか昔学校で習ったときにそういうふうに聞いておりましたけれども、二十世紀末ぐらいから巨額の投資を背景に急成長してきました韓国にまず抜かれ、さらには国策として国営企業を中心に発展してきた中国にも抜かれ、現在日本は世界三位というような状況でございます。
 資料の四でございますが、そちらの方に世界各国の船舶建造量、造船量の推移を示しておりますけれども、先ほどお話ししたように、日本は韓国に抜かれ、中国にも抜かれてしまった、今三位の状況、そういうような状況であります。
 しかしながら、我が国の造船業というのは国内に生産拠点を有しておりまして、その部品のほぼ一〇〇%を日本のメーカーから調達していると、非常に裾野の広い産業だというふうに聞いております。そのため、地域の経済や雇用を支える大事な役割を担っておりまして、なくなっては困る産業と言えると思います。また、自衛隊や海上保安庁の艦艇を国内で建造し修繕するというような大切な役割も担っておりまして、安全保障上の観点からも決してなくならせるわけにはいかない産業だというふうに言えるのかと思います。
 造船業は、現在はコロナの影響によりまして、海運業の発注意欲の減退だとか新造船に関する商談の停滞、こういうことが原因となりまして低迷をしていると聞きます。しかし、今後の世界経済の回復に伴いまして中長期的には必ず拡大していくことが見通せる分野でもあり、それに伴って、大型船、あるいは先ほどありました特定船舶などの新造船拡大も期待できるというふうに考えております。
 したがって、現在の厳しい環境を何とか乗り越えて、持続的に発展できる造船業の環境を早急に整えることが必要だというふうに考えますが、日本の造船業の現状、課題などについて、海事局長に伺いたいと思います。

発言情報

speech_id: 120414319X01520210513_009

発言者: 足立敏之

speaker_id: 22302

日付: 2021-05-13

院: 参議院

会議名: 国土交通委員会