赤羽一嘉の発言 (国土交通委員会)
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○国務大臣(赤羽一嘉君) 委員お示しの例えば資料五の世界の港湾別のコンテナ取扱いの推移、これよく出る表ですけど、もう明らかなように、日本の港湾政策を本当に変えなければ本当に手遅れになるということは、もう随分前から言われてきたことがなかなか変わらないと。
今、大型化、また脱炭素化の大きな変換を図るということ、まさにおっしゃるとおりだと思いますが、それに加えて、やはり私は、日本の国土を考えますと、率直に申し上げて、中国の百幾つもの港となかなか競争はできないというふうに思っています、後背地の経済力が全く違いますので。ですから、シンガポールですとか釜山、トランシップで中心にやっているところとどう負けないかということがまず大事なんではないかと。そういう意味では、私は、集約化とやっぱり一つ一つの港湾の生産性の向上、やっぱりこれに尽きると思います。
シンガポール、よく出ますが、これ一九八〇年代はまだ全然どうってことないんですけど、これ、振り返りますと、私、前の職業からもよくシンガポールの港を見に行きました。かつてPSAでは、そこではすごい先端的だったんですが、一昨年、大臣就任した年末にも一度行って更に驚いたのは、世界のたしか五十以上の港湾の運営権をPSAインターナショナルがもう握っているんですね。ですから、全く進化の度合い、スピードが違うと。それを振り返りますと、PSAというのは、最初国営でやっていたのが一九九七年に政府が株主で民営化して、二〇〇三年には完全な民営化をしていると、もう大きくそこで世界に飛躍していったと。
片や日本はどうだったのかというのは、強烈に反省しなければいけないと。国交省の港湾政策も、私が初当選した頃は集約化かオールジャパンで底上げかみたいな、そうした議論をずっとやっていて、明らかに私はそこは強烈に反省をする必要があるというふうに思っております。
そうした意味で、予算を増やす努力をするのも大事なんですけど、それが大前提で、予算をどう使うのか、集中をして生産性を向上していくということを相当切り込んでやらなければ、まあ、同じ質問を延々とされて同じような答弁をしてくるということを繰り返して、高田港湾局長は前国会で匍匐前進でみたいなこと言っていましたが、そういうふうにならないようにしっかりと、本当に日本の港湾と海運は、まさに四方を海に囲まれた島国の我々にとっては生命線だというふうに思っておりますので、しっかりと対応していきたいと、こう考えております。