菅義偉の発言 (財政金融委員会)
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○内閣総理大臣(菅義偉君) 我が国の財政は、急激な高齢化の進展に伴う社会保障費の増大などによって巨額の特例公債の発行を余儀なくされる状態が長年にわたって続いてきております。さらに、今年度は、新型コロナ対策のための三度の補正予算を編成し、これまでにない規模で対策を行ってきた結果として、追加で八十兆円の国債を発行し、来年度末の残高九百九十兆円に上ると見込まれており、大変厳しい状況であります。
こうした大量の国債は、現在のところは市場で低金利かつ安定的に発行できておりますが、その根底にあるのは我が国の経済財政運営における信認があると考えられ、将来にわたって維持するためには財政健全化の取組、ここは不可欠だと考えます。
このため、私の内閣としては、まずは経済あっての財政との考え方の下に、成長志向の経済政策を進め、経済再生に取り組むとともに、財政健全化の旗も下ろさずに、歳出と歳入両面において改革の努力を続けていきたいというふうに思います。