更田豊志の発言 (資源エネルギーに関する調査会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○政府特別補佐人(更田豊志君) お答えをいたします。
安全審査は、繰り返しますけれども、科学的、技術的な議論を重ねて事業者と私たち原子力規制委員会が共通理解に達することが極めて重要であります。
そして、プラントの安全審査で特に時間を要しているものというのは、サイトごとに異なる自然ハザードに対する評価、これが何よりも一番時間が掛かっております。先ほど申し上げた、断層活動、地震等に係る審査というのには十分な時間が必要です。さらに、プラントでも、プラントごとに耐震性の評価等は一つ一つ行う必要があります。たとえ同型炉であっても、それぞれに耐震性等については厳格なチェックが必要であります。
むしろ私は、時間にとらわれて審査を切り上げるというようなことはあってはならないというふうに常々、審査チームに対して指導といいますか、訴えているところであります。疑問を持ったら必ず声を上げろと、前言にとらわれて、前言を翻すことになるから発言を慎むというようなことは決してあってはならない、疑問を持ったら必ず声を上げて、十分に理解に達するまで、腑に落ちるまで審査を続けるべきだというふうに話をしておりまして、時間にとらわれて安全を値引きするというようなことは決してあってはならないというふうに考えております。
一方で、先生御指摘の効率化や一定の期間内に確認作業を終えるように努力するということについては、これは同型炉での同一部分についての審査を省略するといったやり方はなかなか現実的とは思われませんけれども、これはお互いの、双方の、規制当局である原子力規制委員会、原子力規制庁とそれから事業者の技術的な習熟と、それから議論を闘わすということにおけるスキルの向上を待つしかないというふうに思っております。