山冨二郎の発言 (資源エネルギーに関する調査会)
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○参考人(山冨二郎君) なかなか深く語りたいところなんですけれども、私自身もそうですけれども、何で資源に行ったのと聞かれたら、多分、私は学生時代、ちょうど日本の日の丸石油というんですかね、アラビアで石油の権益を取ったり、あるいは秋田県の方で黒鉱鉱床が、国内の金属鉱床が新たに発見されたりという少し資源ブームの時代でありましたので、そういったところで興味を持ってこの道に入ったと思います。
そして、今日御紹介いたしました資源開発分野あるいは製錬・リサイクル分野での人材育成の話なんですけれども、これも二〇〇四年ぐらいから資源価格の高騰が始まりまして、やはり今まで日本の社会は、コモディティーといいますか、商品として安く資源を輸入して、そしてそれを製品にするというのが基本的なものでありましたけれども、二〇〇四年以降、やはり中国の影響が強くなったと思いますけれども、やはり世界的な需要の高まりの中で、お金を出しただけでは資源はもう獲得するのが難しいと、ある意味、リスクを取りながら資源を調達するという方向に持っていかなければいけないという方向転換があったと思います。その関係で、資源分野の人材これから必要だねということで、補助金をもらってスタートさせました。
それで、現在はどうかということなんですけれども、やはり状況は基本的には変わっておらず、今後も、資源の価格あるいは資源調達については、日本は、隣の国とか新しい国とある意味、競い合いながらというのもちょっと変ですけれども、張り合って資源を採掘する、そのためにはなるべく海外の鉱山から資源を調達せざるを得ませんので、海外の鉱山の権益を取る、そしてその権益に見合った人材を送る、そういったことが必要になります。メーンのオペレーターにはなれなくても、海外で日本人一人で頑張って海外の鉱山の技術者と張り合っていくというような人が私は是非必要だと思っておりまして、そういう意味では、強いタフな技術者の養成といいますか、そういったものが必要だと思っております。
以上でよろしゅうございますでしょうか。