松下和夫の発言 (資源エネルギーに関する調査会)
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○参考人(松下和夫君) ありがとうございます。
私の報告でも説明いたしましたが、EUはある意味で環境対策に熱心だという評価をされていますが、一方で、それを通じて言わば国際的なルール作り、EUが作ったルールを、あるいは基準を世界標準とすると、そういった戦略が見えるように思います。
とりわけ、最近でいいますと、今日紹介しましたタクソノミーといいますか、投資における環境配慮がどの程度されているか、環境にとって良い投資かどうか、それをEUタクソノミーという形で現在議論されております。もしそういうものがEUで採択されると、EUで投資する場合にはそれに沿った形で日本の企業も投資しなければいけませんし、そして、それが言わば世界標準になるという可能性が高いと思われます。
そうすると、やはりこういったグローバルルールといいますか、ルール作りに関して、やはり早い段階から日本としても関わっていくと。これはいろんな方法があると思いますが、いろいろな多国間の協議に非常にイニシアティブ取っていくとか、あるいはバイラテラルで協議するということもありますが、そういう形で、やはり日本として、もし独自の方法を生み出して、それをできるだけ仲間を増やしてグローバルスタンダードにしていく、あるいは最初からEUなりアメリカの議論に入り込んで議論を一緒にしていくと、そういった努力が必要ではないかというふうに考えております。
ありがとうございました。