茂木敏充の発言 (政府開発援助等に関する特別委員会)

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○国務大臣(茂木敏充君) 田島委員は、オックスフォード大学のセント・キャサリンズ・カレッジで研さんを積まれ、また様々な開発途上国でも活躍されてこられたので、日本のODAについては誰よりもよく御存じであると、そのように感じております。
 御指摘のインド太平洋、これは、アジア太平洋からインド洋を経て中東、そしてアフリカに至る広大な地域でありまして、世界の人口の半分を擁する世界の活力の中心であることは間違いありません。同時に、その分、各国の力と力のせめぎ合い、これがあり、力関係の変化、これが激しい地域でもあり、また様々な脅威、これに直面しているのも事実だと考えております。
 そのため、法の支配を始めとする共通の価値であったり原則に基づく自由で開かれた秩序を実現し、地域全体、ひいては世界の平和と繁栄を確保していくことが重要でありまして、成長センターであるからこそこの地域のしっかりしたルールを作っていくことがこの成長センターの更なる発展につながるんだ、こういう思いから、二〇一六年、TICADⅥの際、今から五年前ですけど、アフリカで初めてこのTICADⅥ開催されたわけでありますが、ケニアにおいて日本が自由で開かれたインド太平洋、こういったものを提唱したわけでありまして、この考え方というのは、既に御案内のとおり、米国そして豪州、インド、この四か国、さらにはASEANも、ASEANアウトルック、AOIP、これを発表したり、さらには欧州諸国も今、インド太平洋地域に対するコミットメント、これを明確にしているところでありまして、こういった自由で開かれたインド太平洋、この考え方を広めていくと。
 また、そこの中での気候変動の問題もあります。さらには、先ほどもありましたような良質なインフラ整備の問題もあります。様々な分野で具体的な協力を進めていくと、このことが今必要なんではないかなと思っておりまして、そこの中で、日本のODAというのは様々な形で重要な役割を、これまでも例えばASEAN諸国等々で果たしてきていましたが、この自由で開かれたインド太平洋の実現においてもより重要性を増してくると、このように考えております。

発言情報

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発言者: 茂木敏充

speaker_id: 5551

日付: 2021-03-23

院: 参議院

会議名: 政府開発援助等に関する特別委員会