茂木敏充の発言 (政府開発援助等に関する特別委員会)
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○国務大臣(茂木敏充君) ワクチンの普及と、これ、まず、日本の国内においてもできる限りのスピード感を持って、そしてしっかりした体制で進めるということが最優先であります。しかし同時に、世界のどこかにウイルスが残っていたらまた世界的な感染の拡大、これが起こってしまう危険性というのはあるわけでありまして、特に途上国に対する様々な支援というのは重要だと考えております。
今回の新型コロナの世界的流行が浮き彫りにしたのは、医療や保健面でもやはり途上国の脆弱性と、こういったものだと思っております。まず医療保健体制を立て直す、それを強化していくという意味では、この一年間、外務省として、また日本政府として、これまで例えばODAであったりとか様々なもの、交換公文を結んだりと、三か月ぐらいは掛かるものを、もうそれを三分の一ぐらいに縮めて、期間といいますかその手続をですね、いち早くそういう援助を行っていく。
同時に、国によってニーズは違うわけですから、ある程度選択できるというか、向こうの国が本当に救急車が欲しいのか、何が欲しいのか、医療関係の設備が欲しいのか、相手のニーズに合った形の、できる限りテーラーメードになった形で、しかもスピード感を持って臨むということで進めてまいりました。
ワクチンにつきましては、なかなか先進国のように、途上国の場合は大量のロットを自分の国の資金で確保できないということでどうしても遅れてしまうという面があると。そのためにCOVAXファシリティーと、こういう国際的な枠組みをつくるということでも日本はこれを主導してまいりましたし、既に二億ドルの拠出も行っております。
同時に、ワクチンについては、その国に届くまではCOVAXの枠組みでできるわけでありますけど、その国に入ってから、最終的には国民一人一人にそのワクチンが実際に接種されなければ意味がないわけでありまして、そうなりますと、冷凍設備であったりとか運搬車、まさにラストワンマイルと、これをどうするかと。ここの部分は日本は、技術面でも設備面でも、またノウハウ面でも強みを持っていると思っておりまして、こういったラストワンマイルの支援と、これも更に強化をしていきたいと思っております。