塩村あやかの発言 (内閣委員会)

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○塩村あやか君 ありがとうございます。
 私、ちょっと今回非常に強い懸念を持っていまして、一点目は、これまで、民主党政権が子ども手当を始めたときから、何かしら全ての子育て世代に給付はしていたわけなんですよね、いろいろ分けながら。それはもう普遍主義であります。今回初めて、支給しないというところを取って、選別主義を取る国になってしまったわけなんですよね。この事実は私非常に重たいと思っておりまして、先ほど末冨参考人がおっしゃっておりましたが、高所得の方たちが海外に流出をするのではないかと。既に私の友人も海外に行ってしまっております。この国で子育てをするのは決していいことではないという判断で行ってしまっているんですよね。この辺りをしっかり私たち考えていかないと、高所得の人たちについては高所得だからこそ切ってもいいとかいうそういう話ではなくて、根本的なところから私はしっかり考えていかなきゃいけないなというふうに思っております。
 ちなみになんですが、三歳から五歳までの幼児教育の無償化とか義務教育は無料とおっしゃっていましたが、小学校三年生以上の家庭は一切恩恵を受けられておりませんし、よく国会でもう一つ答弁があるのが、不妊治療とかも所得制限をなくしたと言いますが、これは今年からなので、現在全員が受けられていないというところがあるんですね。
 ですので、支援がある意味逆に偏ってきていて、その格差も開いていくというか、逆に、逆の意味で開いていくような形にもなってきますから、こっちがあるから、じゃ、今度こっち取って、こっちがあるから今度こっち取ってとやっていると、何かどんどんどんどん回しているだけになってしまいますから、やっぱり根本的に子育て支援を私は見直していかなくてはいけないなというふうに思っています。
 そこで、皆様にこの法案についてもう一点お伺いをしたいというふうに思います。
 今回、大きなメッセージを子育て世代に送ったというふうに私は思っています。それは、今お話をしたとおり、選別主義に切り替わってしまったという国になってしまったことなんですね。
 私自身も今この仕事をしておりますから、どちらかというと一千二百万円以上の方に入ってくるんですが、今、私、不妊治療中です。この法案が出て、あっと思ったんですよね。すごいいろいろ懸念していて、それで、不妊治療している中で、やっぱり駄目だったという結果で今子供がいないんですけど、この数か月でまた駄目だったということになりまして、そのときにある種ほっとした部分もあるんですね。これだけ子育て支援が行ったり来たりする中で、私自身の仕事も今は高所得だけれども安定しているわけではありませんから、この先どんなふうにこの国が子育て支援を切り替えていくのかって、非常に不安定だなというふうに、もう不安なんですね。
 そうした点から、いろんなメッセージを、今回の法案改正でこれに気付いた方はいらっしゃると思うんですが、どのようなメッセージを受け止めたかとか、受け止める人がいるかという点で懸念点があれば教えてください。

発言情報

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発言者: 塩村あやか

speaker_id: 30295

日付: 2021-05-18

院: 参議院

会議名: 内閣委員会