奥山千鶴子の発言 (内閣委員会)
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○参考人(奥山千鶴子君) ありがとうございます。
まず、そのうつ対策の前に、出産前の両親教室というのがございますけれども、これが重要だというふうに考えております。
やはり今、夫婦そろって出産前に、親になること、出産後の生活をイメージするために両親教室ということで学びの機会というのが非常に重要になってきているんですが、全体として開催回数が減ってきているというようなデータが出ております。通常、三回シリーズで、三回ぐらいやって、三回目は地域の会場としてということで、私どもの地域子育て支援拠点等で三回目を実施して地域になじませていくというような取組などもしている自治体もあるんですが、多くは、今、就労家庭も多いですし、お忙しいこともあり、それからクリニックで受けられる方も多いという中で、自治体の開催が非常に一回とか短い時間に限られてくるんですね。
さらに、保護者の皆さんにお聞きしますと、もちろん沐浴ですとか、それから夜泣きの対応だとか、赤ちゃん、だっこするとか、そういうことも大事なんですけれども、先輩パパ、ママとの交流が非常に役に立ったというお話があるんですね。
ですから、産前から夫婦共に出産後の家庭のイメージを共有する、そして先輩方から話を聞かせていただく、ピアサポートの関係性を構築するような、そういう学びの機会をもっともっと入れなければいけないと思います。そのことによって、男性も女性のうつということについて学びを深め、産後のサポートができる。もちろん、育休の拡充というのも重要だと思います。一か月男性が育休取るだけでも、その影響というのは子供が小学校に入るまで長く続くというようなお話もありますので、私としては、その産前産後の学びの機会の拡充と、それから育休をしっかりとパパも取るというところ、この辺りをしっかりやっていくことで産後うつを予防的に対応していく必要があるというふうに考えております。
以上です。