三幣貞夫の発言 (文教科学委員会)

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○参考人(三幣貞夫君) まず、私自身の反省もありますけど、意識を変えることが必要かなと思っております、今回のことではですね。
 といいますのは、私は団塊の世代ですので、小中学校一クラス五十人で育ちました。高校は何と五十五人でした。教員になったときが四十五人でした。四十人に変わったとき、少なくなったなと思いましたよ。そういう自分の経験からいいますと、三十人前後の子供を担当している教員を見て、何だ、これだけの数の子供を掌握し切れないのかなという見方が心の中のどこかにあるわけですね、自分の経験からいって。それは非常にまずいことだなということを反省したのが今回のいろんな話の元になっております。
 ですから、是非、何というんですかね、エビデンス云々じゃなくて子供の数、担当する子供の数が少なくなっていくことはいいことだという前提に立っていただきたいことと、もう一つ私どもがちょっと心配しているのは、一学級の子供の数が少なくなれば自動的に学力が高まるかということではないということですね。二十人になっても十五人になっても、教師あるいは教育委員会の不断の努力がないとやっぱり学力あるいは人間形成というのは保障できないという、そういう思いは私ども持っていなくちゃいけないと思います。
 あと、段階的ということですけど、過去の変化も段階的ですので、これはいろんなことを考えればやむを得ない措置だと、そんなふうに思っております。かえって一挙に全学年変わることの私どもの方の負担の大きさの方は、ちょっと正直申し上げてきついのかなというふうに思います。
 以上です。

発言情報

speech_id: 120415104X00620210325_071

発言者: 三幣貞夫

speaker_id: 32168

日付: 2021-03-25

院: 参議院

会議名: 文教科学委員会