伊藤孝恵の発言 (文教科学委員会)

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○伊藤孝恵君 先ほど四十年データベース等の運用については言及ございませんでしたけれども、例えば、ここで登録取消しの保育士を把握して、再登録を例えば裁量権をもって不可としたとしても、例えば児福法違反で罰金刑に処された保育士というのは幼稚園教諭にはなれます。なぜなら、現行、欠格事由はそこにはないからです。逆に、教職員で禁錮以上の刑に処せられて懲戒免職処分になっても、保育士には二年たてばなれます。幼稚園教諭の欠格事由は十年ですが、保育士は二年という隔たりがあるからです。
 日本版DBS等の無犯罪証明制度が確立するまでの間、こうした職種またぎ、県またぎ、入口ですね、入口の課題に対して対処しなければなりません。今ほど超党派の枠組みでというお話ありましたので、そこでの検討事項としていただければと思います。
 そして、第一条にある、生涯にわたって回復し難いというふうにあるこの条文について伺いたいというふうに思います。
 教職員による児童生徒への性暴力は、生涯にわたって回復し難いものであるというふうに私も思います。事実だと思います。私も、当事者の方々にお話も聞きました、保護者の方にもお話を聞きました。だから、心底この言葉理解しているつもりですが、しかし一方で、被害者であり続けるかどうかというのを決めるのは被害を受けた本人、当事者だけであって、周りの人間が、いわんや法律が被害は生涯にわたって回復し難いというふうに記すことは適切なのかという疑問も同時にございます。
 その人のレジリエンスを信じて、そして、その回復を支援する法案であることを確認させていただきたいというふうに思います。いかがでしょうか。

発言情報

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発言者: 伊藤孝恵

speaker_id: 17711

日付: 2021-05-27

院: 参議院

会議名: 文教科学委員会