野上浩太郎の発言 (本会議)

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○国務大臣(野上浩太郎君) 渡辺議員の御質問にお答え申し上げます。
 農林水産物・食品の輸出拡大についてお尋ねがありました。
 我が国の農林水産物・食品は、アジアを中心に諸外国で大変人気があり、昨年の輸出額は、新型コロナウイルスの影響にもかかわらず、過去最高となった二〇一九年に迫る水準になっています。
 新型コロナウイルスにより外食需要が減少し、家庭食需要が増加するなど、海外での消費者のニーズも変化をしてきております。この中で二〇三〇年の輸出五兆円目標を実現するには、輸出先の消費者のニーズを正確に把握し、専門的、継続的に供給するマーケットインの体制整備が必要であります。
 昨年十一月の輸出拡大のための関係閣僚会議において、農林水産物・食品の輸出拡大実行戦略を取りまとめました。戦略においては、二十七の輸出重点品目を設定し、品目別に具体的な輸出目標を設定するとともに、ターゲットとなる輸出先国のニーズや規制に対応した生産を行う輸出産地の育成や、海外の規制やニーズへの対応に向けチャレンジする事業者へのリスクマネーの供給、販路拡大に向けた品目別団体の組織化など、マーケットインの輸出体制の構築のための政策を推進してまいります。
 さらに、政府一体として輸出の障壁を解消するため、輸出先国の規制緩和、撤廃に向けた協議、規制やニーズに対応した加工施設の整備などを推進してまいります。
 次に、国産材の輸出拡大と高付加価値化についてのお尋ねがありました。
 二〇三〇年の林産物の輸出目標は千六百六十億円としており、昨年十一月に取りまとめられました輸出拡大実行戦略において、製材及び合板を輸出重点品目と位置付け、中国、米国、韓国、台湾を主要なターゲットとし、国産材の輸出拡大と高付加価値化を進めていくことといたしております。
 具体的には、マーケットインの発想に基づき、川上から川下までの企業等が連携した輸出産地を育成し、国際競争力のある高付加価値な製品の生産のための加工流通施設を整備するとともに、ジェトロや林業関係団体等の連携による日本産木材生産のブランド化を実施します。
 また、日本の加工技術を生かした日本式木材、木造建築を中国、韓国、台湾へ普及し、ウッドデッキ用等の高耐久木材の中国、米国、台湾等への販路拡大をすること等により、国産材の輸出拡大と高付加価値化の実現に向けて全力で取り組んでまいります。(拍手)

発言情報

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発言者: 野上浩太郎

speaker_id: 12091

日付: 2021-01-22

院: 参議院

会議名: 本会議