石川博崇の発言 (予算委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○石川博崇君 公明党の石川博崇です。
 私は、自民、公明を代表し、ただいま議題となりました令和三年度予算三案に対し、賛成の立場で討論を行います。
 冒頭、コロナ禍でお亡くなりになられた方への御冥福をお祈り申し上げますとともに、闘病中の方にお見舞いを申し上げます。また、懸命に活動されている全てのエッセンシャルワーカーの方々への敬意を表し、感謝を申し上げる次第です。
 三月二十一日に緊急事態宣言は全面解除に至りました。今後は、引き続き感染の徹底的な抑え込みに全力を挙げるとともに、ウイルスへの不安が緩和された後の社会を見据えて、後世への端緒をつかむことが重要です。そのために求められるのは本予算の速やかな執行であると申し上げ、以下、賛成の理由を申し述べます。
 第一の理由は、感染防止、感染拡大防止に万全を期した予算となっている点です。
 本予算には、国立感染症研究所の体制強化に、今後の新興・再興感染症のパンデミック対応も含めて計二十三億円が措置されたほか、医療機関の経営を下支えするため、診療報酬上の特例措置にも計四百三十億円が充てられております。さらに、新型コロナウイルス感染症対策予備費にも五兆円を措置しており、足下の課題へ適切に対応するとともに想定外の事態へも備える本予算は速やかな成立が不可欠であります。
 第二の理由は、事業継続と雇用維持を後押しする予算となっている点です。
 本予算には、中小企業の事業承継等に資する補助金十六億円が新規に計上されたほか、雇用調整助成金の特例措置等にも六千二百億円が措置されております。また、在籍型出向を活用する助成金五百四十億円を創設したことも将来を見据えた雇用政策として高く評価でき、事業者と労働者の不安解消のため、本予算の早期成立が求められます。
 第三の理由は、デジタル社会、グリーン社会の実現を図る予算となっている点です。
 本予算では、新設するデジタル庁に三千億円規模の情報システム関係予算を一括計上し、行政のデジタル化を推進することとしているほか、デジタル教科書の普及に二十億が充てられるなど、教育分野のデジタル化も大いに進展することが期待されます。さらに、グリーン化に関しては、二〇五〇年カーボンニュートラル達成に向けた成果連動型の低利融資制度の創設が盛り込まれており、本予算の内容は将来の重要課題へ的確に対応するものと言えます。
 第四の理由は、自然災害の脅威から国民の命と生活を守る予算となっている点です。
 本予算には、流域治水の推進など国土強靱化関係経費として四兆四千億円が計上され、令和二年度第三次補正予算で措置された五か年加速化対策の初年度分経費二兆円と合わせ、ハード、ソフト両面での対策を着実に実施することとしております。また、東日本大震災からの復興に関しても六千二百億円を計上し、被災者に寄り添い続ける政府の姿勢が明確になっております。
 以上、本予算に賛成する主な理由を申し述べました。
 政府は、令和二年度第三次補正予算も合わせ、十五か月予算として、感染拡大防止に万全を期しつつ、中長期的な課題にも対応することとしており、本予算についても成立後は迅速かつ適切な執行を要請いたしまして、私の賛成討論を終わります。
 ありがとうございました。(拍手)

発言情報

speech_id: 120415261X01720210326_421

発言者: 石川博崇

speaker_id: 14446

日付: 2021-03-26

院: 参議院

会議名: 予算委員会