藤田文武の発言 (予算委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○藤田委員 ありがとうございます。
 官と民の役割分担、これは必要だと思いますが、その恐らく考え方がかなり私たちの政党と相当違うのかなという認識を持っています。
 ちょっと前提として、幾つか日本の現状把握をしたいと思います。
 まず、経済ですね。これはよく言われますが、三十年、GDP、ほとんど伸びていない、諸外国はどうかというと伸びている、こういう現状がまずあります。
 それから、次に賃金の推移ですね。これは名目賃金、実質賃金、赤が名目、青が実質でありますけれども、これは下降トレンドにずっとなってきているというわけであります。
 それから、先ほどのは非正規も入っているんです。だから、ある種それが下げ要因にもなっているというのは私理解していますが、じゃ、フルタイムの人だけで抽出した場合の平均年収ですね。日本は三十年横ばいなんです。じゃ、諸外国はどうかというと、これもやはり伸びているんです。つまり、賃金の伸びが悪いというのは、日本固有の問題なんです。
 そして、これが、特に注目したいのが可処分所得です。赤が平均所得、青が平均可処分所得ですね。税や社会保障を抜いた自分の手取りというような話ですけれども、これは赤と黄色で差がついているんです。つまり、可処分所得はどんどん下がっていっている、ワニの口のように広がっていっているというのが今の日本の賃金における現状なんですね。
 これは社会保険料の話、税、社会保険料の話でありますが、負担はどうなっているかというと、どんどん右肩上がりに上がっていっている。給与の水準は上がらない、でも税や社会保障は毎年のように増えていっている、こういう状況であります。
 これは、じゃ、企業が労働分配率をどう上げていくかという問題になりますが、これも、やはりマクロで見ると相当下降トレンドになってきているという話なんですね。
 つまり、私は素朴に考えて、今、労働力不足で働き手が少ないのになぜ賃金が上がらないのか、これは不思議ですよね。私は、これは構造の問題だと思っていて、確かに総理が言われているようないろいろな呼び水は必要だけれども、労働市場をやはり改革していかないといけないというのが私の意見ですけれども。
 その中で、私が一つ残念だなと思うのは、総裁選で打ち出された令和版所得倍増計画。私たち、日本大改革プランというのを、政府のプランAに対してプランBとして、提案型の野党として、これを選挙前に発表して、それを政策集に落として、できる限り国民の理解を得ようと頑張ってきましたが、これは実は、このネーミングが決まる前は新所得倍増計画という名前だったんです。これは没になりましたが、実は予算委員会でも一回やらせてもらいました。
 だから、目指すゴールは同じなのかなと思うんですが、令和版所得倍増計画、私は本気で目指していただきたいなと当初思いましたが、すぐ引っ込められました。これはなぜですか。

発言情報

speech_id: 120705261X00320211214_280

発言者: 藤田文武

speaker_id: 5574

日付: 2021-12-14

院: 衆議院

会議名: 予算委員会