加野幸司の発言 (安全保障委員会)
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○加野政府参考人 お答えを申し上げます。
私ども政府の取組として、平成二十五年度に初めて国家安全保障戦略を策定したわけでございますけれども、これまで、この戦略あるいはその考え方に基づきまして、政府としては、例えば、新しく、自由で開かれたインド太平洋の構想を打ち出しまして、これを関係国と連携しながら推進するなど、この戦略の示す方向性に沿った主導的な取組を発展させてまいりました。
また、同じくこの戦略に基づきまして、平和安全法制、防衛装備移転三原則など、国家安全保障政策に関わる様々な取組を着実に推進してきたところでございます。
こうした戦略の考え方の基本的な部分については、今後とも大事にしていかなければいけないところであろうかと存じます。
ただ、他方では、国家安全保障戦略の策定から約八年を経過して、その間に、北朝鮮のミサイルの問題、一方的な現状変更の試みの深刻化、軍事バランスの急速な変化、宇宙、サイバーといった新しい領域や経済安全保障上の課題など、我が国をめぐる安全保障環境はこれまで以上に急速に厳しさを増してきているという状況がございます。
新しい国家安全保障戦略の策定に際しましては、委員御指摘の今回のウクライナ侵略も踏まえて、我が国の安全保障政策の在り方について政府としてしっかりと議論をしてまいりたいというふうに考えているところでございます。