大島敦の発言 (沖縄及び北方問題に関する特別委員会)
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○大島委員 手短に質問させてください。
国会議員になる前の話ですが、初めて沖縄を訪問したときのことで、那覇空港に降り立って車で那覇市内を走っているときに、沖縄として独特の文化を持っているんだなと感じました。それが私の沖縄に対する第一印象でして、沖縄の時間の流れは悠々としていて、私たちが暮らしている本土の時間の流れとのテンポの違いを感じたことを今でも覚えています。
このことは、前回、西銘大臣が私の質問に答えて、JICA国際センターにいらっしゃっている開発途上国の皆さんの例を引いて、国際センターは自分たちの地域と違和感がないということで、非常に親しみを持っていらっしゃるという御発言があったので、その感覚を多分共有しているのかなと思います。
それから、沖縄、琉球王国の象徴である首里城を見学いたしまして、併設されている展示施設でその歴史を読ませていただきました。そのとき、私の直感が正しいということを思いまして、琉球なんだなということを確信をしたのが、今から二十五年ぐらい前ですかね。
それで、首里城正殿の前の梵鐘には、万国津梁という言葉が刻まれております。外務省の二〇〇〇年G8九州・沖縄サミットのホームページにもありますように、万国津梁とは、世界の懸け橋を意味し、大交易時代と言われる十四世紀から十六世紀の琉球王国の繁栄を築いた先人たちの気概を表現したものとされております。沖縄の皆さんにはこの先人たちの気概が脈々と受け継がれていて、その力強さを感じるとともに、こうした気概のよりどころでもある沖縄独自の歴史、文化の継承や保存を図り、併せて国内外への積極的な発信も促進していく必要があると思っております。
それで、西銘大臣、実は、二〇〇一年七月に財団法人による国際セミナーが開かれておりまして、これは万国津梁館でありました。題名が、二十一世紀のアジア・太平洋地域の相互協力ということの国際セミナーが開かれて、日本を含め、米国、中国、インドネシア、オーストラリアの学者の皆さん、政治家の皆さん、日本からだと有馬朗人参議院議員がいらっしゃったり、インドネシアからですとスシロ・バンバン・ユドヨノ・インドネシア経済・社会・治安担当調整大臣、将来はインドネシアの大統領になる方もいらっしゃっておりまして、日本の学者だと公文俊平先生、伊藤元重先生、そして日本国の各役所の皆さんが集って、アジア太平洋の相互協力ということを話し合われております。
前回も大臣にお願いをさせていただいたんですけれども、やはり、沖縄の科学技術の大学院大学とともに、平和構築のための大学院大学があってもいいかなと思っています。周辺国、中国、台湾、ロシア、そして、オーストラリア、日本、東南アジアの皆さん、アメリカも含めて、皆さんが二年ぐらい集って人間関係を構築することが、十年、二十年、三十年かかるかもしれないけれども、この地域における安定に資すると思うので、こういうセミナーを開きながら、将来的には大学院大学をつくっていただければと思うので、最後にそのことだけお願いをさせていただいて、大臣から一言いただければ私の質問を終わります。