鈴木敦の発言 (外務委員会)
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○鈴木(敦)委員 おはようございます。国民民主党の鈴木敦です。
本日で十一年目の三月十一日となりました。まず冒頭、震災に関連してお亡くなりになられた皆様に深く哀悼の意を表すとともに、いまだ三万八千人を超える皆様が避難生活を余儀なくされている、この現実を私たちも受け止めなければならない、このように思います。
そして、この三月十一日という日は、私の人生においても非常に大きな意味を持っておりました。私、三月十一日、二〇一一年は朝霞駐屯地におりました。御存じの方も多いかもしれませんが、私は予備自衛官を十四年間やっておりましたので、その日も招集訓練が折しもありました。私は、朝霞駐屯地で、その日自衛隊が何をしたか、そして、それから自衛隊と在日米軍が一体何をしたのか、あの柵の中から見てまいりました。
本日、そして先日来議論を行っておりますこのHNS協定、この大前提としてある在日米軍の動き、そしてあるいは自衛隊の即応性あるいは抗堪性という言葉、後ほど議論の中で御紹介をさせていただきますけれども、東日本の震災の際、自衛隊と在日米軍がいかなる行動を取ったのか、これは、我が国の防衛に資するとされているHNS協定、そして在日米軍の在り方に非常に大きな役割を持っているものだと思います。
そのため、後ほどHNS協定についての在日米軍の動きを御紹介いたしますが、まず、その前提として、なぜ日本に在日米軍があるかということを考えなければなりません。
本年、二〇二二年という年は、東日本の震災から十一年目であると同時に、我が国があの破滅的な戦争で敗戦を喫してから七十七年目の節目でもあり、我が国は、負けてから駐留軍を受け入れることになり、そして現在に至る。我が国に在日米軍があるのはあの戦争に負けたからだということをまず最初に申し上げたいと思います。
それを申し上げた上で、現在ウクライナで、ロシアという国がウクライナを侵略をしている。この戦争、紛争は、今まで世界各国で行われてきた紛争とは全く性格の違うものであると私は思います。それは、核保有国が核を保有していない国に攻め込んだ、一方的な侵略を行ったという意味で、今まで世界で行われてきた戦争とはまるで性格の違うものであるとまず認識をしなければならないと思います。
そして、日本政府も、あるいは米国も含めて、抑止力という言葉をよくお使いになっておられますけれども、今回、抑止力が機能したのか。そして、防衛力だけではなくて、外交に関しても、抑止という言葉が果たして意味を成していたのか。これは、外交分野のこの外務委員会としてしっかりと認識をいたさなければならない、このように思います。
これを申し上げた上で、今回、ロシア連邦がウクライナに一方的に侵略を行った、その大規模な侵略がなぜ起こり得たか。侵略の前には、当然、外交において戦いがあったはずです。しかし、実際に侵攻は起こってしまった。であれば、この侵攻を許してしまった原因は外交の失策にあると私は断言してもいいと思います。この点、日本国として外務省はどのように分析をされているのか、大臣にお伺いしたいと思います。