鈴木敦の発言 (外務委員会)
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○鈴木(敦)委員 私がなぜエネルギーにこだわって今回の外務委員会で質問させていただいているか。これから二〇二七年までの間、確実にエネルギー外交になるから申し上げているんです。
理由を申し上げます。
二〇二二年、今年ですけれども、もし仮にヨーロッパがロシアからの禁輸に踏み切った場合に、およそ四千万トンの液化天然ガスが不足するという試算が出ています。そして、今、アメリカや中東、様々な部分でガスの増産が始まっていますので、二〇二七年には追いつくだろう、こういう試算をされているんですね。
特に、アメリカのシェールガスに関して言えば、二〇二一年、去年は七千万トン弱でしたが、二〇二二年、今年は八千八百万トン、来年は九千三百万トン、それぞれ輸出することができる。増産に踏み切っているわけです。
アメリカ産の天然ガス、あるいはシェールガス、シェールオイル、これを増産して輸出する体制がアメリカは既に整った。そして、中東においても、OPECプラスが増産しまして、UAEが増産を決定しました。それで原油価格が下落をした、事実としてあるわけですから。今後、エネルギーの取り合いになるということです、ロシア産を禁輸するということは。
そして、そのとき一番何が問題になるか。増産することはたくさんできます。そして、ガスは、掘ればアメリカは出てくるわけですが、実際に輸出しようと思えば、冷却して船に積む必要があります。その設備を建てるのに大体三年から五年かかると言われていますので、二〇二七年まで解決に時間がかかってしまう、こういう試算をしているわけです。
更に申し上げれば、船にも限りがありますね。ああいう船というのは、運航計画をしっかり年単位で立てて、そしてまとまった金額で契約をしていますから、スポットで買うといっても、ガスはあっても船がない、こういうことも起こり得るわけですから、今考えておりませんではなくて、将来的にどうするかの計画まで見通して、こういった禁輸政策ですとか外交政策というものを考えていかなくちゃいけないんです。
これは、長期的な見通しを大臣は何かお持ちでしたら御紹介いただきたいんですが。