吉田徹の発言 (環境委員会)
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○吉田参考人 ありがとうございます。
今、私は諸外国の政治経済を研究している者でございますけれども、ヨーロッパを含めアメリカもそうですけれども、日本より先進的な取組をしているというのは確かです。
ただ、一方で、そこがここに来て、様々な反動、バックラッシュみたいなものを呼び込んでいるわけですね。なぜかというと、人やお金の動きが全く脱炭素社会に向けて変わっていく、それによって当然ながら、得をする人たちもいますが、損をする人たちもいるわけですね。そういった人々に対していろいろなインセンティブをつけて何とか社会的な摩擦を緩和しようとしているわけですけれども、それでも様々、経済的環境によって、それに対する反動とか反感というものが広がっている状況です。
日本は幸か不幸か環境対策の取組が相対的には遅れていますので、そういった感情はまだ出てきていないわけでありますけれども、これからより一層強化をしていくとそういった意識というのが広がってくる可能性がある、そのことを見据えて、単にお金の回し方であるとかインセンティブを与えるだけではなくて、そうした反感をいかに緩和しながら進めていくかというような先取りの発想が、これからより一層効率的な脱炭素社会への道筋をつける上でも重要になってくるのではないかというふうに思ってございます。
ありがとうございます。