山崎誠の発言 (経済産業委員会)
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○山崎(誠)委員 萩生田大臣、今の御答弁はちょっとひどいと私は思います。核ミサイルがあるんだから、原発のリスクが日本にあってもしようがないじゃないかと。(萩生田国務大臣「そうは言っていないです」と呼ぶ)いやいや、そういうお話でしたよ。
安全を高めるというのはもちろん大事です。原発の安全をどう高めるかが問題なのであります。今言ったようないろいろな事象を加味して、原発の安全を確保できるのかというのを説いています。高められて、ミサイルが飛んできても大丈夫ですと言うんだったら一定理解はしますけれども、それができないでしょう。更田委員長も言っています。難しいです、これは。
だから、私の提案は、原発はやはり早く、タイミングもいろいろあるでしょう、終わりにしなきゃいけないんじゃないかと。原発事故のリスクというのは、福島の原発事故を忘れてはいない、皆さん覚えていると思います、本当に、日本の全体の浮沈に関わるような影響、大きな影響を与えます。多くの皆さんの暮らしや命を脅かすのが原発事故だから言っているのでありまして、この点はよくよく皆さんにも、もう一回お考えいただきたいと思います。
時間がなくなってまいりました。エネルギー安全保障についても、当然、じゃ、原発がなくてどうするんだという話がございますので、ここからお話をしたかったんですが、残り時間僅かなので、私から簡単にお話をして、まとめていきます。
輸入に頼る化石燃料もやはり今高騰ですし、大変その確保も難しいし、それに頼ることもなかなか難しい、気候変動の対策などもあります。そうなると、やはり再生可能エネルギーをどこまで伸ばすか、そして、省エネの深掘りがまだまだできる、それから、バイオマスなど地域にある資源を使った熱利用、こういったものをきちっと伸ばしていくことが、私は、大きなやはり日本の目標にならなきゃいけないと思っております。
原発の安全という難しい課題を解決するよりは、再生可能エネルギー、省エネ、あるいは熱利用、こちらにおける課題を解決する方がずっと簡単です。比較をしたら、ずっと簡単だと思います。是非そういう重点の置き方に、かじを切り替えていただきたい。
今日は林野庁のお話をしたいので、農水大臣政務官、宮崎さんにお越しいただいています。
一つの事例でありますが、資料の五番に、今、農林水産省、林野庁が目標にしているカーボンニュートラル実現に向けた国民運動展開対策とあります。私は、これは一つの大きな重要な取組、これは気候変動、地球温暖化対策として意味のある取組。要は、CO2を削減するためには、排出を抑制するというのはもちろんありますが、吸収源対策が大事であります。これをどういうふうにやっていくか、進めていくかということで、こういう提案がある。
この中に、国民運動として一億本の植樹をやっていくという項目がございます。国民運動をどういうふうに広めていくか、これは極めて重要だというふうに思っておりまして、ここでちょっと提案をさせていただきたいんです。
国民運動とするなら、政府、林野庁の皆さんが、国民が参加しやすい環境を整備していくということが極めて大事ですよね。具体的には、例えば、植樹をする土地、公共の土地を開放していく。国有林だとか、適当なところは、国民の皆さんが植林できるようにする。あるいは、植樹をしてほしいという民有地をうまく受け付けて、そこを開放していく。
あるいは、植樹といっても、勝手にやっていいわけではありませんから、きちっとしたルールをつくっていく。あるいは、ボランティア、こういった方々に、できるだけそういう作業を任せる。あるいは、運動の主役となる国民の皆さんがそうした植林活動に入れるように、エコ休暇みたいな、そんな制度をつくって、学生の方とか、あるいは企業の方が参加できるようにする。
こんなことを具体的なプランにして、この事業の中で是非形にしていただきたいというふうに思います。こうした植林が進むと、森の管理という意味では、雇用の確保にもなりますし、日本の国土を豊かにしていくことになります。
ちょっとお話を飛ばしましたが、森の管理をすれば、森の材が出てきます。バイオマスの森の材を、これをうまく使えば、熱供給ということで、CO2削減、エネルギー問題にも直結する、そうした好循環をつくることができます。教育の場にもなります。カーボンニュートラルあるいは脱炭素社会、そういったことにまさにつながってくる大事な取組というふうに認識をしているので、応援をしたいんです。
是非、政務官、今お話ししたような具体的なアクションが必要だということで、御認識、御所見をお伺いしたいと思います。