松山泰浩の発言 (経済産業委員会)
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○松山政府参考人 お答え申し上げます。
三月二十二日の電力需給逼迫につきましては、まず、契機となりました三月十六日の福島沖の地震の直後に発電所が、直後に十四基停止いたしました。二十二日になりましても六基が引き続き停止という状態でございました。また、あわせて、連系線の利用が、これに伴いまして技術的に制約をかけられたということで、供給力が大きく下がったということ。また、二十二日の天候が、時間とともに悪天候の予想にどんどん変わっていき、需要が、この時期としましては異例の真冬並みの需要の上昇になったということ。当然、悪天候でございますので、太陽光がなかなか出ないので、供給力が弱くなってしまう。また、これは時期的に連休中でございまして、連休中に、磯子火力の追加的な計画停止がまた三基、大きく生じたということが非常に大きく重なったことが要因でございます。
ここにおける供給側の対応でございますけれども、国及び広域機関の方から要請いたしまして、火力発電所の最大、フル出力の運転を要請し、対応いただき、また、自家発のたき増し、補修点検中の発電所の再稼働など、あらゆる手を尽くして供給力は増やしてまいりました。また、他エリアからの融通につきましても、東京電力エリアに対して二千万キロワットアワー程度融通をして、フルフル対応したところで、ぎりぎり何とか、節電を合わせて、対応できたということでございます。
その中で、委員から御指摘ございました揚水発電というのが非常に大きく機能、効果を発揮いたしました。
これは、仕組みといたしましては、夜の間に電気で水をくみ上げて、上池の方にためて、需要のある昼間に落として発電するという仕組みでございますが、東京電力エリアには大体約一千万キロワット分ぐらい、これがあるわけでございますが、この日、二十二日で申し上げますと、発電量の合計が六・六億キロワットアワー、これ全体がですね。そのうち、揚水発電が約五千九百万キロワットアワーでございますので、約九%が揚水発電によって賄われたところでございますし、その中で、特に需要がピークでございました午後一時から二時の時間帯でいいますと、発電量の一六%を占め、供給力の重要な役割を担う電源であったというふうに認識してございます。