伊東信久の発言 (決算行政監視委員会)
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○伊東(信)委員 大臣、ありがとうございます。
実は、衆議院の本会議におきまして、我が党の吉田とも代議員が総理に対して同じような質問をしまして、同じような御答弁をいただきました。
ただ、今の大臣の御答弁の中に、やはり社会経済的なところを鑑みて科学的知見にと。これは非常に大事なところで、やはり、私自身がウイルス学を二十七年前かな、二十年ぐらい前かな、研究していたときに、ウイルスの突然変異をずっと見ていたんですけれども、単なる記号にしかすぎなくて、それでいろいろな区別というのは、現場のところからまた上がってきて初めて対照して分かるということで、なかなか簡単なことではなかったんですよ。
元々、インフルエンザの議論になるけれども、インフルエンザと比べること自体、私、実は無意味なことではないかなと。どうしても、インフルエンザ相当じゃないですか、だから五類にとなると、じゃ、そうでないような症例が出てくると、どうしても二類、五類等の議論というのは難しくなってくるんじゃないかと。
そもそも現場では、厚生労働省さん若しくは保健所さんで、まあ、保健所さんは違うと思うんですね、厚生労働省さんも含めて、二類、五類の概念が当初からだんだんと厳格ではなくなってきているのではないかな、そういう認識もあります。これは決して悪いということではなくて、現場に即してくれているという柔軟な対応だと思うんですね。
実際に、私の地元で、ある施設で、まずは透析の病院からコロナが発生して、次に住宅型老人ホームで三十名ほどのクラスターが出た。私、訪問診療医だから、現場から連絡があって、それで、これはその保健所の対応がよくないとかそういう話ではなくて、混乱しているということが言いたくて。
土日だったので、予防薬として薬を使いますかという質問があって、予防薬という話で、予防薬っていいのかな、治療薬ちゃうのという疑問があったんですけれども、まあいいやと思いまして、じゃ、どんな薬があるのということで、十一項目、薬の一覧をファクスとメールでいただきました。その中には、レムデシビルを始めといたしまして、今までの薬だったんですね。だから、ああ、治療薬のことかと。
じゃ、感染しているということを、陽性者を感染者、つまり軽症とみなして治療薬として使うに当たり、以前、重症者をレムデシビル及び三つの治療薬を使って治療したことがあるので、じゃ、レムデシビルはという話を聞きますと、一バイアル六万円、六バイアル使うので三十六万円、三十人だったら一千二百万円ぐらいかかって、それはちょっとうちの施設では無理ですと言われて、それはそうだろうと思いまして、じゃ、アビガンはと。アビガンは政府の備蓄であるので流通していません。じゃ、イベルメクチンは。これもいろいろ議論に出ていましたけれども、疥癬の薬なので自費診療になりますよと。じゃ、何で話が来たのと。
これは、そこの現場の保健所が悪い、その施設が悪いとかという話じゃなくて、やはりなかなかウイルスというのは、ウイルスをやって臨床をやっている医者というのはなかなかいなくて、私自身が、たまたま私が対応したから、じゃ、仕方がないねということで、重症者に対しての隔離も含めての対応をさせていただいて、対症療法をしたんです。
ただ、現場はやはりまだ混乱しています。特に、オミクロンの特徴、これは大臣、一番苦労されておりますけれども、社会経済を、そして社会を円滑に進めるための科学的な知見に立った施策及び法律、これをこれから建設的に考えていきましょうということで、ここに関しての、ちょっと治療薬の現状だけ最後にお聞きしたいんですけれども。
経口治療薬でやるラゲブリオ、厚労大臣の記者会見で、二月十日までに三十四万人が納入される予定となっていますけれども、今現在、どれだけ発注して、どれだけ投与をされていて、どれだけ在庫があり、今後どの程度追加していくかの計画をお教えいただいてよろしいでしょうか。