鈴木憲和の発言 (決算行政監視委員会)
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○鈴木(憲)委員 自由民主党の鈴木憲和です。
今日は、質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。
今日は、昨年の決算についてとかということよりも、大きく、政府調達の在り方について、私は幾つか御質問をさせていただきたいというふうに思います。
我が国の政府調達ですけれども、基本的には一般競争入札を幅広く適用しているところであります。一般競争入札というのは、公共性、透明性、そして経済性、履行の確実性、この四大要請の原則に基づいて行われているわけですが、現実的には、安価で品質の高い行政サービスの維持には当然貢献をしてきているものだというふうに思いますが、一方で、新たな挑戦を必要とする政策課題、若しくは民間のイノベーションをいかに創出をしていくか、とりわけ、我が国、競争力や戦略的不可欠性の獲得、保持の観点では、まだまだ実は改善の余地が大きいというふうに感じています。
新たな政策課題でありますが、やはり、経済社会、いかにグリーン化をしていくか、若しくはデジタル化、そして、より高度な国防能力の保持等が挙げられるというふうに思っていますが、仮に、これらの新たな課題に対して政府が戦略的調達に取り組むことができていれば、実は、より迅速な課題解決ができていたりとか、若しくは日本にイノベーションが生み出されていたりとか、若しくは強固な技術、産業基盤を獲得できる可能性があるというふうに私自身は考えております。
しかしながら、現実はどうかといいますと、コロナのワクチンの開発を見ても、幾人かの委員の皆さんからも議論がありましたが、結果としては、海外からの輸入が続いていて、これは何が起こるかというと、国民負担が増えていくという結論になるわけです。
これまでのやり方が、やはり、これまでどおり、必ずしもいいわけではない局面にそろそろ来ているというふうに認識をしています。
従来の入札に依存する調達というのは、その場限りの基本的には消費ということになりますが、戦略的政府調達という概念に変えれば、未来を見据えた投資ということになっていくというふうに思います。
こうした問題意識を踏まえまして、三点、今日は政府の皆さんと是非議論させていただければというふうに思います。
まず、一点目です。
政府調達については、今申し上げたような、新たな挑戦を必要とする政策課題の解決をより迅速かつ効果的に実現をするために、私は戦略的に活用すべきだというふうに思っています。特に、グリーン、デジタル、安全保障等の分野においては、例えば長期購入契約の発想を取り入れて、我が国の戦略的自律性と戦略的不可欠性を保持、獲得するための産業、技術基盤の充実を同時に進めるものとして取り組んでいく必要があるというふうに思っておりますが、この点について、財務省の見解をお伺いしたいと思います。