永原伸の発言 (憲法審査会)

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○永原参考人 どうしても媒体ではコントロールできない部分というのがございまして、当時、三年前、四年前のときに、私たちがCM量に特化した自主規制を行わないという方針を決めた背景として、市民団体の皆さんが、賛否二分間ずつ、同じ放送時間枠を与えるという案を提案されていまして、それが恐らく唯一の具体的な案だったと思うんですね。ところが、それを実際の我々の放送対応に当てはめてみますと、相当問題なことが起きるというふうに考えたんです。
 例えば、広告主が実際の宣伝予算を使ってCMを打つときに、全部の放送局に同じように投下するということはほぼほぼなくて、五局あれば、A局とC局と、あとはユーチューブにみたいな組合せでやったりするんですね。そうすると、自民党はAとC局は流してと言われると、ほかのところが、B、D、Eは自民党を流さないといったとき、立憲民主党さんからCM出稿の要請があったって受けられないみたいなことになりかねない。それを、こういう言い方をすると自民党さんに失礼かもしれませんけれども、あそこのテレビ局はちょっとコメンテーターが気に入らないみたいなことで悪用されたりしたら、大変問題なことが起きかねないわけですね。
 そういうことも考えて、ですから、量を全く考慮しないとは言っていなくて、量も含めて門戸を開いておけば、その上で判断もできますし、いろいろなことの総合判断をするということでこういう整理をしたということでございます。

発言情報

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発言者: 永原伸

speaker_id: 17698

日付: 2022-04-21

院: 衆議院

会議名: 憲法審査会