阿部知子の発言 (厚生労働委員会)
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○阿部(知)委員 立憲民主党の阿部知子です。
本日、私は、いただきましたお時間の中で、子供のコロナワクチン接種、わけても五歳から十一歳のワクチン接種について、国は一旦、明確に親御さんたちや子供たちへのメッセージを発出し直して、一度立ち止まって考えるべきと思いますので、何点か質問をさせていただきます。
御承知のように、本年の二月の下旬から五歳から十一歳の子供たちへのコロナワクチン接種が始まっておりまして、今のところ、約四万回、その対象年齢の五%ほどに一回目ないし二回目の接種が進んでいるところと言われます。
そもそも、振り返ってみますと、この委員会でもあるいは予算委員会でも、この子供の五歳―十一歳のワクチン接種については様々な取り上げ方がなされてきました。とりわけ、そもそも有効性はあるんだろうか、オミクロン株が拡大して、子供たちの、特に十歳以下が増えている中で、このワクチンはオミクロン株に対しての有効性があるのかどうかということが問われておりました。
二月九日の予算委員会、私どもの青山議員は、後藤大臣でしょうか、御質問をして、オミクロン株については、五歳から十一歳用の直接のデータは現時点では存在していないと。また、二月二十五日の参議院の予算委員会では、我が党の蓮舫議員が堀内元ワクチン担当大臣に同じように質問をいたしましたが、これまでのデータはデルタ株が前提であり、オミクロン株については十分な集積がないと。いずれも、データもなく集積もなく、接種が開始されております。
さて、その中で、少しずつデータが分かってまいりました。
私が最近手に入れたもの、一つはニューヨーク州の保健局の発表ですが、実は、このオミクロン株に対して、特に五から十一歳については感染予防効果が急速に減少していく。例えば、十二歳から十七歳の子供と比べても、前年の十二月から一月くらいの期間を取ると、十二歳から十七歳の子供が感染予防効果六六%から五一%に低下、一方、五歳から十一歳の子供は六八%から一二%に低下する。感染予防効果についてはそもそも判定は難しいことは承知しておりますが、一二%というと、ほとんど変わらないということでございます。
また、小児科学会が集めた情報によりますれば、これも同じく、三月時点での発表、日本のものではありませんが、感染予防効果は三一%、発症予防効果は五一%。二人に一人くらいは発症しない。感染予防については、三一%というのは本当に極めて低い。
ワクチンと申しますのは、有効性がまず第一であります。そして、有効性について、オミクロン株についてデータのない中でスタートしたこの事業が、今幾つかデータが集まってまいりました。後藤大臣については、このことについてより真剣に厚生労働省として検証、検討すべきと思いますが、いかがですか。