沢田良の発言 (財務金融委員会)

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○沢田委員 総理、ありがとうございます。
 ただ、先ほどもお伝えした、今年七月に審議委員二名、これは任期満了となりまして、正確なところは政府の皆さん御存じだと思いますが、政策の方向性が違う委員が二人異動というふうな形になると私も認識しておりますので、是非、総理の方でもしっかりと経済にコミットした判断をしていただけるようにお願いいたします。
 私は、本日のやり取りの中で、マクロ経済政策の必要性を政府が認識していることに安心すると同時に、経済あっての財政、そして経済成長からの分配とおっしゃる岸田総理には、言葉のとおりに実行に移していっていただきたいということもお願い申し上げます。
 一定の効果を出したアベノミクスも、力強い経済の好循環になる前に消費税を三%も一気に引き上げ、消費の腰を折りました。さらに、約束した三本目の矢である成長戦略、そして潜在成長率を上げるための規制緩和、そして構造改革にはほとんど手をつけなかった点も、いまだインフレターゲット二%すら達成できない弱い経済状況をつくった元凶と考えております。
 今まさにやるべきは、いい流れをつくったアベノミクスを中途半端にしてしまい、失敗に導いてしまったことを繰り返さないことです。そして、元安倍総理が、元総理が残した負の遺産を正の好循環につなぎ、国民の命や暮らしを守るために大胆な判断につなげることができるのが、まさに今のリーダーである岸田総理の役割だと私は考えております。
 令和二年度末の債務超過は、過去最高の六百五十五兆円。令和三年度の国民の皆様のお給料に対しての保険やそして税金の負担率は、四八%まで上っております。国民の多くは限界であり、政治の失敗に増税というツケを払わされる余裕はもうありません。
 岸田総理に提案です。
 国債の金利は安定しており、日本の破綻リスクを占う金融商品でもあるCDSは〇・四%と大変低いものであり、日本は、市場においても、国際社会においても客観的に信頼をかち得ております。急ぎ財政健全化をする理由は見当たりません。急ぐべきは、インフレターゲット二%の実現と力強い経済の実現です。
 プライマリーバランス二〇二五黒字化目標を一旦降ろし、経済あっての財政、そして経済成長からの分配を有言実行してくださらないでしょうか。お願いします。

発言情報

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発言者: 沢田良

speaker_id: 33422

日付: 2022-02-21

院: 衆議院

会議名: 財務金融委員会