鈴木俊一の発言 (財務金融委員会)
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○鈴木国務大臣 日本がコロナ禍を乗り越えて世界とともに発展をしていくためには、途上国を含む世界全体でコロナを封じ込め、変異株の連鎖を防ぐとともに、世界経済全体の回復に貢献していくことが重要であると認識をいたしております。
今般、IDAでは、ワクチンの確保や医療提供体制の整備等、途上国による新型コロナ対応を積極的に支援する中で、資金不足が見込まれることとなりました。
こうした状況を受けまして、二〇二〇年十月の世銀・IMF合同開発委員会で、当時の麻生財務大臣から各国に先駆けてIDAの増資に向けた議論の開始を呼びかけるなど、増資の一年前倒しを主導するとともに、二〇二一年十二月には増資交渉の最終会合を主催をし、私からも世界各国に先駆けて拠出表明を行い、世界の連帯と各国の拠出を呼びかけ、史上最大規模の増資を達成するなど、日本がリーダーシップを発揮し、IDA第二十次増資交渉の成功に貢献したものと思っております。
通常三年に一度の増資を、史上初めて一年前倒しした今回の増資は、日本と世界がコロナ危機からの脱却を図る上で大きな意義があると考えております。最終会合では借入国代表や世界銀行から日本に対し謝意が示されるとともに、会合後には国際的なNGOからも感謝が表明されるなど、日本のプレゼンスが高まり、国益にもつながったものと考えております。
今後、実際に今回の増資が活用され、我が国を含めた世界の課題であるコロナの封じ込め等に役立つことを期待をしているところでございます。