井上貴博の発言 (財務金融委員会)
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○井上(貴)委員 自由民主党の井上貴博です。
まず冒頭に、本日、財務金融委員会で、薗浦委員長、それから両筆頭理事、そして理事の皆様方の御配慮で、東証と日銀の視察をセットしていただきまして、本当にありがとうございました。いい勉強になりました。今日の質問にも若干関わってまいりますので、そういう面では非常にありがたい視察でもございました。
今日の質問ですけれども、国際金融センターとG20のことについて質問をさせていただきたいというふうに思います。
現在、アジアの経済規模は、GDPでいうと世界のGDPの約三割を占めるという大規模なものであり、アジアの資本力は世界に大きな影響力を持っているところであります。
現在、領土を拡大し、資源も豊富で、人口も多く、軍事力も強大な中国が、経済力を持ち、アジアで台頭しているのが実情であります。そういう中で、中国は、自由で、民主主義、人権、法の支配が確立されているというふうには言えない国家だというふうに思っています。そういう中で、二〇二〇年には、一国二制度を求められていた香港について、国家安全維持法により急に方針転換が図られたことは記憶に新しいところであります。
このような国家に、資源、食料、軍事力のみならず、金融、経済まで覇権を握られてしまうということには、危機感を感じ得ません。
また、今、二月の二十四日のウクライナ侵攻以降、緊張感が増しています。そういう状況下で、台湾海峡を含むアジアの情勢も大きく変化をしております。台湾の有事の可能性だって、ある可能性だって秘めています。
そういう状況下の中で、香港の金融センター自体が、公正性、中立性を保ってその役割を今後も果たしていくことが難しくなってきているのではないかというふうに感じる昨今であります。
自由と民主主義、人権、法の支配を確立されている日本だからこそ、それができるものだというふうに思っていますし、日本の国際金融センターとしての強み、役割は何であるか、まず、政府としての御見解をお聞かせいただきたいと思います。