石川香織の発言 (総務委員会)
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○石川(香)委員 いろいろとお話しさせていただきました。一票の格差の是正は本当に最重要です。これからもこの議論をしっかり見守っていきたいなと思っております。
選挙の区割りを考えたときに、その大きな背景は、やはり人口減少、特に地方での人口減少という問題になるのかなと思っています。高齢化も進みまして、選挙の在り方自体も変化していく必要があるのではないかと思うことが度々あります。
今回の四十九回の衆議院選挙の中では、投票所が移動してくる、移動式の投票所であったり、部活帰りの学生たちが投票ができるように、学校で投票できる工夫なんかもあったということで、こういった取組は、きめ細やかな取組であって、推し進めていってほしいと思うわけなんですが、ただ、行政や選挙管理委員会の負担も一方で増えていくということも、これまた懸念の一つであります。
一方、投票用紙の在り方もやはり考えていく必要があるのかなと思っています。
日本は、候補者の名前を自筆で書いてもらって投票するということが一般的ですけれども、実は、この方法は世界的には例外的な部類に入るようです。
アメリカの投票用紙は、各州で様式が違うようですけれども、大部分はマークシート式でありまして、機械が自動で集計できて、効率も非常にいい。韓国では、マル・バツを記入する代わりに赤い判こを押す方式だそうで、最近では電子投票も広がっている。メキシコは、所属政党のロゴマークが並んでいるところに記載された候補者の名前に印をつける。ロシアでは、候補者の名前や略歴が細かく書いてあって、有権者はチェックをつけるということで、識字率の違いなどは当然ありますが、やはり自筆で書くということは世界ではメジャーではないということが、私もいろいろ調べて分かりました。
やはり、投票していただく身としては、自分で名前を書いてくださったというのは、これは大変うれしいわけなんですが、一方で、疑問票と言われるものも非常に多いというのも、選管の皆様の負担を重くしているということもあります。書き間違いであったり、判読不能の問題というものがどうしても発生をしてしまう。
また私の選挙区の話で恐縮なんですが、二〇一七年の衆議院選挙で、総票の中の一割が無効票になってしまっていました。白紙なども含むんですけれども、書き間違いというものがかなりありまして、私というか、石川さゆりさんという名前を書いた方とか、それから石川知裕、私の夫なんですけれども、あと、石川香織頑張れとかですね。
それぞれの選管の判断だそうです。私もどこまでがオーケーになったか分からないんですが、特に、石川さゆりさんという名前であれば、石川さゆりさんは著名人ですので、別人格でカウントした選管もあれば、恐らく石川香織と書きたかったんだろうという認定をしてくれたところもあるということで、私としましては本当に残念なんですけれども。逆に、せっかく投票所に来て投票していただいたのに、それがしっかり投票されていないというのも、これまた残念な話で、もったいないわけでありますが。
候補者の名前を手書きにするということ、これがどのような経緯でなったのか、それから、変えていこうという議論はあるのかということについてお伺いします。