湯原俊二の発言 (総務委員会)

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○湯原委員 二千人未満で区切るというわけではないという御答弁であったと思います。
 この日本列島の地図、各路線は、昭和六十二年の段階のものでこうだったのがこう変遷してきたというものの資料の一部だというふうにお答えになられたんです。
 実は、第一回目の検討会の資料をずっと読んでおりますと、私は一部分を取って話をするわけではありませんけれども、事務局の発言の中で、こういうものがあります。議事録で四ページ目にあります。
 六ページ目のこの資料を見ながら、現在残っている路線をそれぞれ輸送密度で分解いたしますと、国鉄が民営化されるときの特定地方路線に指定される、特定地方路線というのは、どうしましょうかと俎上にのるやつですけれども、一つの要件でありました、輸送密度四千人未満の路線というのが、現在ではコロナ後の影響を踏まえると半分を超えており、その後なんです、特に。特に我々注目しておりますのは二千人未満というカテゴリーで、このオレンジと赤の、これはちょっと発言があれですけれども、緑もだと思いますけれども、足し合わせると、昭和六十二年度の段階では一六%であったものが、現在では三九%まで増えてきている。何とか全体としてのネットワークは維持していただいているものの、その輸送の状況というのは大変悪化が進んでいる状況です。
 つまり、我々注目しておりますのは二千人未満というカテゴリーという。おっしゃるように、私も、二千人で切って、それから少ないところは廃止かどうするかという二者択一ではないと思っています。代替、刷新というのはそういう意味だとおっしゃいましたので、ほかの手段はないかということであります。
 ただ、現状として俎上にのってくるのは、やはりここの二千人未満の数字、つまりは全国の三九%、日本地図で見るとほとんどのところが対象になるんじゃないかというぐらいの状況ではないかなと思っております。
 併せて申し上げると、昨日、JR西日本がこの輸送密度二千人未満の路線について記者会見をして、十七路線三十区間全てが赤字だということを記者会見されました。
 つまりは、JR西日本は、この二千人という数字で、まあ線引きではないですけれども、一つの判断材料にしたからそういう数字を出されたのかなというふうに思いますけれども、これから先、議論が進んでいくわけでありますので、私は、二千人が妥当かどうのこうのではありませんけれども、一つの目安として全国の三九%の路線が対象になってきているということで、注視をさせていただきたいなというふうに思います。
 次に、二枚目の資料を御覧いただけますでしょうか。裏になっています。両面カラーコピーしていますので、裏の、横に棒グラフがついているものであります。私は、検討会の資料を見たときに、ある意味で愕然、驚いたのでありますけれども、横に棒グラフであります。
 つまり、これはトンネル、橋梁の耐用年数であります。トンネルについては、耐用年数、材質によっていろいろばらつきはあるようでありますけれども、一応、トンネルの耐用年数六十年としておりまして、耐用年数を超えたものが六一%。これは私が作ったものではなくて、この検討会でJR側が出したものかなと思いますけれども、国土交通省の資料であります。
 右側が橋梁、橋ですね。耐用年数五十年で、実に六四%が耐用年数を超えている。それを我々は利用させていただいているわけであります。
 この議事録で事務局の発言を見ておりますと、事務局がこうおっしゃっています。在来線の鉄道施設、トンネルとか橋梁ですね、在来線の鉄道施設の多くが明治、大正時代に造られたと事務局が議事録では言及されているわけであります。
 つまりは、我々が今利用しているのは、旧国鉄時代の遺産のようなところで利用させていただいているのかなという状況でありまして、豪雨とかいろいろな大規模の天災みたいなものとか、いろいろな状況がある中で、果たしてこのままの耐用年数でいいのかなという、別にJRだけを責めているわけではありませんけれども、そういう思いを持ちます。
 JRは、私の見方だと、赤字路線においては、先ほどの、ほとんどが赤字だと申し上げましたけれども、老朽化が進んだこうした施設の更新や、これから先求められる安全性、あるいは、今、新たなニーズやバリアフリーとか出ていますけれども、こういったところの投資がなかなかできなくなってくるんじゃないかなというふうに思いますけれども、この点について御答弁いただけたらと思います。

発言情報

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発言者: 湯原俊二

speaker_id: 24551

日付: 2022-04-12

院: 衆議院

会議名: 総務委員会