福田昭夫の発言 (地方創生に関する特別委員会)
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○福田(昭)委員 国は、最初に全国総合開発計画を作ったときには、過密過疎の解消というのがテーマでした。しかし、その後、国土の均衡ある発展というふうに変わってきて、だんだん財源が乏しくなってきたら、重点と集中というようなことに変わってきました。そのうち策定しなくなりました。
しかし、今また、全国国土計画を作ろうという動きになってきております。国交省の方がこれを担当しておりますけれども。
今回、全国総合開発計画をちゃんと作れるかどうかというのも大きな課題ですが、国交省の専門委員会では、それこそ二〇五〇年を目指した、真に豊かさを実感できるような国土をつくるということを目標に今これから国土計画を作ろうとしておりますけれども、しかし、問題は、やはり新自由主義の何が問題なのかということについて、どうも岸田総理の頭が整理されていない、ここが一番大きな問題じゃないでしょうか。昨日のマスコミ報道でも、それこそ朝日だけじゃなくて読売までも、何だか新しい資本主義の全体像が見えないなんて書いておりました。
それは、先日、予算委員会で私、山際大臣にも言ったんですけれども、新自由主義の弊害は何かといったら、やはり彼らの二本柱である株主至上主義、市場万能主義、これなんですよね。これによる構造改革、まあ、構造改悪でしたけれども、行き過ぎた構造改革と、それから規制緩和、これによって実は格差が拡大したんです。それは、人間の一人一人の個人の格差も、所得が伸びない人から、どんどんどんどんお金でお金を稼いで大金持ちになる人、億万長者あるいはそれ以上の長者になる人、あるいは小さな零細企業と大企業の格差、さらには都市と地方の格差、これができたんですよ。
実は、それを進めてきたのが、余りにも不公平な、いびつな税制なんですよ。余りにもひど過ぎる税制と、さらに、働き方なんですよ。労働者派遣法を全面的な解禁をして、非正規雇用労働者をどんどんどんどんつくっちゃった、これが新自由主義の弊害なんですよ。
これを改めるという考えがなければ、新しい資本主義、できません。岸田総理にそれだけの哲学と理念があるかどうかということに懸かっている、私はそう思っております。
両大臣からはお聞きしませんけれども、指摘だけしておきたいと思います。
三つ目は、野田大臣は、東京圏一極集中の是正と地方への移住、定着をどのように進めようとしているのか、お伺いをいたします。