長友慎治の発言 (東日本大震災復興特別委員会)

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○長友委員 ありがとうございます。
 震災から十一年たちまして、これまでの復興というのが、ハード面に関しては復興ができているのかなというふうには思います。これからの振興に当たっては、まさに住民の立場に立った、住民の声に寄り添う振興ということに取り組まなければ、なかなか地元の皆様に理解をいただくことは難しいのかなと思います。ハード面の復興については、政府が集中的に予算をつけて、住民の意向よりもハード面の復旧の先行というのはあったかと思いますが、これからの震災の復興に対する、そして振興に対する姿勢は、まさに住民の皆様に本当に心から寄り添った施策ということを打っていただきたいということをお願いしたいと思います。
 次に、ALPS処理水の海洋放出についてお尋ねします。
 海洋放出による海産物の風評被害については、これまでもこの委員会で何度も質疑されていることだと思います。その中で、議事録を過去のものを見ておりましたところ、二〇二〇年のときに当時の副大臣の方が、風評被害との闘いが本件に関してはこれから最大の課題になるというふうに御発言をされていらっしゃいます。
 東日本大震災の後に故郷を再生しようと前を向く方たちの、風評被害を払拭しようとして生まれたものを私は知っております。皆様も御存じかと思いますが、東北食べる通信というものがございます。これは、地元の生産者、最初は漁師さんのものでした。そのうちに農家さんの食材をつけて、その生産者の皆様の背景、ストーリー、こだわり、そして風評被害を払拭するためのエビデンス的データをいわゆる小冊子にまとめて読み物と一緒に届ける、安心してもらったら、ファンになって、リピーターになってもらってということに、直接風評被害を受けている生産者さんに対する支援をされた方が、高橋博之さんという方が、当時県議だった方がいらっしゃいます。
 その取組を私、見ておりまして、今回、ALPS処理水の海洋放出につきましては、漁連の皆様も萩生田経済産業相と面会をされまして、理解はするけれども了解はしていないというふうなことも発言されていまして、改めて反対の姿勢をされていらっしゃると思います。そのような、いわゆる漁連の生産者さんたちに寄り添うためにも、しっかりとした理解をされるまでの支援をしていかないと、ALPS処理水の問題は私は解決しないんじゃないかと思います。
 そのためにも、これまでのようなやり方の風評被害ではなくて、もっと踏み込んで、直接生産者の皆様に御納得いただけるような施策を打っていくべきだと思うんですが、今、ALPS処理水の海洋放出による風評被害を払拭しようということで取り組む予定になっているものというのはどんなものがあるのか、見解を伺います。

発言情報

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発言者: 長友慎治

speaker_id: 30355

日付: 2022-05-10

院: 衆議院

会議名: 東日本大震災復興特別委員会