平将明の発言 (内閣委員会)

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○平委員 国家戦略で、この地図を見ていただくと分かるんですが、一帯一路で、インドもあっちに、あっちという言い方がどうか分かりませんが、インドもあっちに取られたら、このゲームはもう終了ですよね。
 インドは、多分、我々と基本的な価値観は共有していると思います、法の支配とか基本的人権とか民主主義とか。一方で、戸籍の整備が不十分な国なので、ITとか生体認証を使って、いわゆるデジタルガバメント、ガバナンスに使いたいとか、徴税に使いたいとか、あと治安維持に使いたいという、やはり誘惑に駆られがちだと思うんです。ですから、ここはしっかりとDFFTをつくった上で、インドを向こうに渡さないという、もう時間との闘いだと思います。
 その上で、データ・フリー・フロー・ウィズ・トラストですから、ウィズ・トラストというのは主観的ですよね。でも、標準にするにはこれを客観的にしなきゃいけないので、例えばどう客観化していくのか。例えば、APECのクロスボーダープライバシールールにプラスアルファで標準化をしていくのか、機器のバックドアの問題なんかは米国のNISTの標準を準用するのかとか、いろいろあるわけですが。
 これは大変ですよ。ヨーロッパとアメリカですら、もう全然違う方向を向いていく中で、一方で、これは本当に二十一世紀の経済の勝ち負けを決めることでありますので、よっぽど強力なチームをつくって、あと個人情報保護委員会とも連携をして、外交のたびに、何か機会があるたびに、機会がなくても、日本がこれを広める努力をしないと実現はしないと思います。
 さらには、中国みたいな国であっても、日本が得意とする暗号技術みたいな、例えば秘密計算技術とかデータサンドボックスみたいな技術を使うと、もしかしたら中国みたいな国ともデータ連携できるかもしれない。これはちょっと分かりませんけれども、いずれにしても、日本がリーダーとしてしっかりこれに取り組んでいきたいと思います。
 これは、負けたら、ちっちゃな政策を成功しても日本は勝てませんので、そうすると、民主主義とか法の支配とか基本的人権とか、我々が大事にしてきた大きな価値まで崩れていくので、そういう重責を担っているということで、牧島大臣、頑張ってやっていただきたいと思います。
 それでは、牧島大臣、ここで結構ですので、御退席ください。

発言情報

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発言者: 平将明

speaker_id: 34354

日付: 2022-02-04

院: 衆議院

会議名: 内閣委員会