小林鷹之の発言 (内閣委員会)
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○小林国務大臣 お答えを申し上げます。
委員が今、論点の一つとして、自由な経済活動の重要性というものを御指摘いただきました。
私自身、そこは当然だというふうに思っておりまして、今、経済活動が自由であるということ、あるいはイノベーション、このイノベーションも、オープンイノベーションという言葉があるとおり、今や一つの企業や一つの国の中のこうした枠の中で行うものではなくて、企業の枠やあるいは国境を超えて、新しいものを、付加価値を生み出していく、そういうトレンドにあると思っています。
ただ、その一方で、グローバル化が進んでいく、あるいはデジタル社会が進んでいく、その中で、やはりそれに伴うリスクあるいは副作用というものも考えられる。そこに対してどうバランスよく対応していくのかというのが重要な点だと思っています。
したがって、この経済安保の取組を進めるに当たりましては、民間の自由な経済活動を可能な限り阻害しない形で、我が国の経済構造の自律性を高めていかなければいけないし、よく申し上げていますけれども、我が国の技術を含めた他国に対する優位性、それを突き詰めていって、国際社会における不可欠性を獲得していかなければならないと考えております。
それと同時に、こうした分野に民間投資をできる限り呼び込んでいく、そういう努力もしていかなければいけないと思っておりまして、経済安全保障の取組をするに当たって、経済成長の実現というものも同時に追求していくべきだと考えております。
有識者の皆様に御議論をこれまでいただいてまいりました。この有識者会議からは先般提言を受け取ったところなんですが、この中には、当然、産業界の方もアカデミアの方も、幅広い分野の方に御参加をいただく中で提言をいただきまして、今委員が御指摘いただいた自由な経済活動という観点からは、可能な限り予見可能性を担保していく、そういう制度設計が必要だということを御指摘いただいておりまして、そういう点を踏まえて、今月下旬に提出できるように検討を進めていきたいと考えています。