加藤勝信の発言 (内閣委員会)
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○加藤(勝)議員 まさに、この法案の背景には、昨今、子供をめぐる様々な事件、問題、深刻化している、こういう状況があります。
また、こうした中で、子供に関する施策において、いわゆる三つの壁、一つは年齢の壁、そしてもう一つは、必要とする施策ごとの制度の壁、そして、施策を講ずる関係省庁縦割りの壁、これが長年課題とされてきたところでありますので、こうした課題を解決をし、子供に関する施策、まさに横串を通した形で推進をしていくための基本法、そこに本法案の意義があるというふうに考えております。
本法案については、三条で基本理念を定めさせていただいているほか、二章には、基本理念を具体化した基本的施策についての規定も置かせていただいております。
例えば、基本理念全体に一貫する、子供のことを第一に考えるという基本的姿勢は、今申し上げた三つの壁の打破を企図した、子供施策に係る支援の総合的かつ一体的な提供のための体制の整備などについて定める第十二条において、子供施策に係る支援が、支援を必要とする事由、支援を行う関係機関、支援の対象となる者の年齢又は居住する地域などにかかわらず、切れ目なく行われるようにするということがうたわれているところであります。
また、第三条第四号では、子供の意見の尊重を基本理念として掲げておりますが、これを受けて、十一条では、基本的施策として、子供施策の策定等に対し、子供等の意見の反映のために必要な措置を講ずることを定めております。
このように、この法案では、基本理念を掲げるにとどまらず、基本的施策としてそれをどう具体化していくか、こうした規定も設けているところであります。
なお、実際の各具体的な政策については、こども大綱の中で進めていくことを想定をしているところでありますが、この法案の意義がしっかりと発揮されるよう、しっかりとその実施にも努めていただきたいというふうに思っております。