空本誠喜の発言 (農林水産委員会)
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○空本委員 ありがとうございます。
時々において農政の目的、理念というのがどんどん変わってきて、みどり戦略において、また有機農業とか環境負荷軽減とか、そういったものがこれから進んでいくんだろう、それは十分承知いたしておりますが、一番の問題はやはり米だと思うんですね。米の政策というのがどういうふうになってきたか。やはり、農地と併せて日本の一番基軸たるものは米政策だったと思います。
これまで、食管法によっていろいろ米の政策が変わってきた。また、戸別所得補償制度を一度入れてみて、それで農家の方々は大変喜んでいただいたが、その戸別所得補償制度、直接支払い制度がまた止まってしまい、今、米価としては、大変農家の皆さんは嘆いていらっしゃる。三十キロ、概算金でも五千円を下回るような状況にあって、もう米作りができないという方々もどんどん増えております。
そういった意味で、農業全体もあるんですが、やはりこの国は瑞穂の国でございますので、米作りの国でございます。そういった意味で、米政策についてやはりある程度の方向性、こういったものをしっかり示していただく必要があるのかな。
また、これまで、減反政策、生産調整というものについては進めておりましたが、二〇一八年に一旦これは国としては廃止しています。けれども、農業法人の皆さんとかは、自分で販路を開拓して、自ら価格交渉をして頑張っていらっしゃるというのは分かるんですが、多くの米作り農家の方々は、やはり農協さんとかに拠出して、ある程度、地方、農協が決めた価格、決めた量でしか生産できないという状況にあります。そして、その出している量が、やはり農協とかに出している量が一番大きいものですから、やはり生産調整というのは自然と地方、農協の方で決まってきてしまいます。
国では生産調整、減反政策は廃止したということでありますけれども、まだまだ、地方においては減反政策というのは実質的に続いている状況かと思います。この今の現状について、政府として、米の大方針としてどういうふうなお考えなのか、見解をお願いいたします。