加治佐哲也の発言 (文部科学委員会)
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○加治佐参考人 教員免許更新制、私も大学人の一人ですので、やってまいりました。実際に私も、学長になる前は担当いたしました。
文科省の調査、あるいは中教審の中で、いろいろ関係団体の方からヒアリングいたしました。正直申し上げて、ここまで評判が悪いとは思っていなかったです。
我々は、当然一生懸命やっておりますし、更新講習後はちゃんとアンケートを取ります。それはおおむね評価が高い。とりわけ少人数で双方向型の研修というものは非常に高いです。最近はオンラインも導入しておりますので、それも、移動しなくていい、先ほど先生方は忙しいということがありましたけれども、移動しないというのは非常にメリットが大きいので、よろしいと思います。
それで、ただ、今、佐久間先生あるいは瀧本先生、お話があったように、ああいうお話がやはり私もリアリティーを持って受け止めました。大学人から見たらそんなに評判が悪いと思っていなかったんだけれども、忙しいのにこれだけコストをかけているんだ、そのコストのかけ具合からすると物足りないという意見じゃないかと私は思っております。
それともう一つは、大学では、要するに、必ずしもすぐに役立つものを教えようとはしているんじゃなくて、教師の在り方そのものとか、教育の在り方そのものを考えさせよう、子供の変化を十分に考えさせようとか、そういうことを分かってもらうような内容もたくさんありますので、即役立つものでは必ずしもないというものもあるわけですね。ところが、忙しい先生からすると、即役立たないと意味がないということにはなるということもよく理解はできます。
それで、更新制そのものが、そういう多忙化に比してその効果があるとは思えないというのも理解しました。と同時に、やはり、十年に一遍最新のものを学ぶんだといっても、これだけ変化が激しければ、とてもじゃないが無理というのもよく分かります。
さらに、やはり、佐久間先生のお話があったように、当初のときと違って、やはり教師には心理的安定性が必要だと思うんですね。やはり身分の保障というのは要ると思います。そういう点からしても、少ないとは思うんですけれども、大方の方は大丈夫なんですが、ちょっとやはり、そういうこともありますので、そういう課題を解消して、教師の全体としての質を担保するために新しい学びの姿をつくったということだと思います。
課題については以上のようなことで。