加治佐哲也の発言 (文部科学委員会)

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○加治佐参考人 まず申し上げたいのは、校長等と対話をして研修を奨励するということになっています。それが人事評価とつながるんじゃないかというお話があるわけですね。
 そのことについてまず述べたいと思うんですが、基本的にやはり別物だと思います。ただ、人事評価も元々何のためかといったら、もちろん最終的には評価はしますけれども、結局、校長が教員をなぜ人事評価するかといったら、教師の成長を促すためなんですよね、ということがあると思います。
 ですから、もちろん法的には明確に区別されなければいけませんが、実際上は、研修の奨励を通して教師の成長を促すということになっていくんだと思います。校長のそのための力量と意識の変化というのは十分に図られなければいけないと思います。
 しかも、これは、先ほど多忙のお話もありますけれども、今人事評価でやっている期首面談とか、あるいは期末の面談とか、そういう場を活用せずにまた新たなものをつくるとなると、もっと負担が増えることになりますので、そこを活用せざるを得ないということはあると思います。それから、そこをうまく活用していただいて、先生方にこれは人事評価だと思われないようにすることがもう絶対的に大事だと思いますね。
 研修をたくさん受けたから評価されるんじゃ絶対ないです。むしろ、研修を受けて、それがその先生の成長につながっているとか、あるいは学校の改善につながっている、例えば、子供たちがよくなったとか、学力が上がったとか、ほかの先生にその先生がいい影響を与えたとか、そういうものを見て校長が人事評価するんだと思います。そうならないといけない。そこは大丈夫と思います。
 それから、もう一点、履歴システムのことなんですけれども、是非これはつくっていただきたいし、大いに期待しています。
 当初は各都道府県ごとのものになると思いますが、最終的には、できれば教職員支援機構が中心になって、全国的なシステムをつくっていただきたいですね。非常に利便性の高いものにしていただいて、そこでやはり、自分がどういうものを受けてきて、今後どういうふうにしていけばいいかというのが、学習科学みたいな、子供たちには学習科学というのがあるんですよね、学びの学問という。先生の学びの学問とかそういうのを入れていただいて、こういうものを学んだら次にこういうのを学んだらいいというのがそういうものから分かるようなもの、システムから分かるようになると、校長も指導しやすいんじゃないかというふうに思っております。ここは是非力を入れていただきたいと思います。
 以上です。

発言情報

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発言者: 加治佐哲也

speaker_id: 82

日付: 2022-04-01

院: 衆議院

会議名: 文部科学委員会